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ホーム番頭デュークの業務日誌魔の消防設備点検
番頭デュークの業務日誌
魔の消防設備点検
2006年11月10日
マンションの「消防設備点検のお知らせ」を受け取る度に、暗澹たる気分になる店員H。
なぜなら、点検マンのお兄さんに全ての部屋を見られてしまうから、だ。押入れの中まで覗かれてしまうのだから、もはや恐怖でしかない。
昨日がその魔の点検日だった。
物で溢れかえっている我が家には、毎回これが苦痛でしかない。
このお知らせが届くと、店員Hはものすごく気分が落ち込むらしい。表情が暗い。まあ、確かに押入れの中まで見られてしまうということは、どこにも隠す場所がない、ということだ。
廃水管清掃など、他にも時々他人様がこの部屋に入ることはあるが、そんなときは、別の部屋にポポイと投げ込んでしまえばそれですむのに。そういうわけにもいかない。
そこで、毎回、「物を整然と置き直す」作業が必要になるのだ。「物を捨てて整理しない」ところがポイントなのだが・・・。
結局、一昨日、また徹夜で片付け作業になってしまった。嫌々やっているので、いつもギリギリだ。
置き直しているだけなので、物だらけであることには変わりがないのだが、掃除をしながら埃を落として、整然と置き直すだけで、随分きれいに見えるから不思議だ。
ちょっと小満足・・・???(^^;)?
毎回、今度こそ全部捨てるぞっと思うのだが、毎回置き直すので精一杯で、いるものといらないものを分ける時間がなく、結局そのままになってしまう。
なにせ、古本屋を自宅で営んでいるわけだから、当然ながら、置いてある本の量が尋常ではない。普通の生活空間に一部屋本だらけの部屋があるのは、すでにそれだけで十分変だ。
さらに、他の部屋も「捨てられないもの」だらけで埋まっている。
ただでさえ狭い部屋が、物に追いやられて生活空間がますます縮まり、ストレスはたまる一方。物に執着することをやめようと、やっと決心がついたのだが、いざ片付けるとなると話は別だ。
20年近く溜め込んだ物の山は、一人の力で、そう簡単に片付けられるものではない。これじゃまるでよくテレビでよく見る「ゴミ屋敷だよ〜!」と心の中で淋しくつぶやきながら、ゴソゴソ夜中に片づけをする店員Hなのであった。
努力の甲斐はあまりなく、一歩部屋に入るなり、点検マンのお兄さんの表情が一瞬引いたのを、店員Hは見逃さなかった。ガックシ・・・。
ただ、いつもは物に阻まれて押入れまでたどりつけず困惑するお兄さんに、「そこはいいです」と言わなければならず恥ずかしさで一杯だったのが、今回は「どうぞ」と言えたことだけが、ちょっと嬉しかったりした。
でも、明らかに呆れてたよなあ、あのお兄さん。ハァ〜・・・(- -;)
次の点検までには、絶対、捨てるぞ〜!!!・・・と、毎回心に誓う店員Hであった。つづく。。。

焦りまくる店員Hをよそに、大好物のヨーグルトの容器に顔をおもいきりつっこんで、顔中ヨーグルトだらけにして、幸せそうにナメナメしているポメ店長。容器がポメ店長の顔の形にふくらんで変形してますよ〜。
我が家では、ヨーグルトが空になると、必ずこの催しがあります。
お気楽でいいっすね・・・。
ったく、こんなことヨソの子はやるんかいな?
顔がおしろいのように真っ白で、「麿」のようになってまっせ〜!(@@)
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