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番頭デュークの業務日誌
三島の戯曲版『黒蜥蜴』
2005年06月12日

 先程、当店の掲示板「BBSか〜てんこ〜る」に、初めてのお客様がいらしてくださいました。
開店以来、なかなかどなたもお越しいただけず、寂しい日々を過ごしておりました。
感謝、感激、雨あられです。
お問い合わせの本は、三島由紀夫が江戸川乱歩の『黒蜥蜴』を戯曲化した作品で、女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の華麗な対決を描いた名作です。
せっかくなので、舞台『黒蜥蜴』について、簡単に触れましょう。
1934年に江戸川乱歩が発表した探偵小説より、三島の脚本により1951年『婦人画報』に発表。翌1952年に松浦竹夫演出で、水谷八重子と芥川比呂志の競演で初演。
1968年には、現在も舞台で『黒蜥蜴』のタイトルロールを演じ続ける美輪明宏(当時は丸山明宏)と天知茂との顔合わせで、東横劇場にて上演。
以来、何度も上演され続けている名作舞台です。
今もこの舞台にはファンが多く、三島の名作戯曲とともに、語り継がれています。
1969年に発行された三島の『黒蜥蜴 戯曲 江戸川乱歩に拠る』は、いまや入手困難な書ですが、三島の全集などに収められていますので、一度ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

遅ればせながら、日本サッカードイツW杯出場決定!万歳!!の図。

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