番頭デュークの業務日誌

2010年11月26日。ポメ店長、14才の誕生日です。
2010年11月26日
長い間、日誌が更新できず、御心配をおかけしました。
まだまだ哀しみのトンネルから抜け出せずに毎日メソメソしておりますが、虹の橋からデュークに叱られそうなので、仕事を、そして、日誌を、再開しようと思います。
本日、ポメ店長、14才の誕生日を迎えました。
ポメ店長、Happy Birthday!!
14回目のお誕生日、本当におめでとう!!
これまでお話していませんでしたが、ポメ店長、実はおっきな病気を抱えております。
さすがに14才ともなるとそれなりに満身創痍の身ではありますが、それでも彼の気力は衰えを見せません。
まだまだお散歩大好き、食べるの大好き、わがままいっぱい、パワー全開のポメ店長です。
去年の秋に、実は「余命半年」と言われた体です。
それでも、毎日元気に生きてくれて、今日14才の誕生日を迎えられました。
ただただそれが、うれしくて、うれしくて・・・。
番頭デュークと突然のお別れがあって、つらくてつらくて仕方のなかったこの数日間も、ポメ店長と営業部長のゆうくんが、店員Hをひたすら慰め、癒してくれました。
いまだにデュークがいないことが信じられず、悲しみに暮れる店員Hではありますが、このふたりがこうしてそばにいてくれることだけが、救いです。
「この子たちのために、頑張らねば!」という思いで、なんとかここまでやってこられました。
まだデュークの残り香が、あちこちに残るこの部屋で、今もなお、三匹揃って店員Hを応援してくれているのだ、と、信じて・・・。
まだ、デュークの駆けてくる足音が聞こえます。
まだ、小首を傾げて、こちらを見ている姿が目に浮かびます。
この部屋のあちこちに、彼を感じる毎日です。
ただ、あのぬくもりに触れられないことだけが、不思議でなりません。
デュークが逝ってしまった日から数日間は、昼なのか夜なのかもわからないくらいに憔悴した日々を送りました。
これが「ペットロス」というものなのか、と、愕然とし、体が、そして心が、震えました。
「ペット」という言葉には違和感を覚えます。
正直、体はちっこいけれど、それだけ店員Hにとっては、「かけがえのない存在」だったことを、彼を失って改めて痛感しました。
ご注文品の発送だけはなんとかこなしていましたが、それ以外の仕事が全く手に付かなくなってしまいました。
正直、いまだに、それだけの元気が出ません。
だけど、今日は、ちょっとだけ元気がでました。
だって、ポメ店長が14才の誕生日を迎えてくれたのですから。
ただただ、大切な時間、1分1秒を惜しんで、その幸せをかみしめました。
いつもは食事自体もその量も制限しているポメ店長ですが、今日は、出血大サービスで好きなだけ食べさせてあげました。
昼のおやつはパウンドケーキ、夜は山羊ミルクのプリンまで食べて、大・大・大満足の様子。
お散歩もじっくり時間をかけて、好きなだけ好きな方向に歩いてもらいました。
幸せそうに、にっこり笑った顔。
その表情を見られるだけで、どんなに幸せなことか。
つい6kgの巨体を抱き上げて、ぎゅうっと何度も何度も抱きしめました。
ちょっと迷惑そうな顔をするものの、「抱かれてあげてる」的な表情のポメ店長が、やたらとかわいらしくて、愛おしくて、たまりませんでした。
あんなに小さかった仔犬で我が家にやってきたポメ店長と番頭が、自分の年をいとも簡単に追い越し、どんどん年老いていく切なさは、これまでも常に感じていました。
「別れ」が必ずやってくることも覚悟していたつもりです。
でも、やっぱり、覚悟なんてできるもんじゃないってことが、わかりました。
全然覚悟なんてできてなかった。
ズタボロでした。
後悔と喪失感に苛まれ、毎日枯れずにこぼれおちる涙を、ポメ店長がひたすらなめて慰め続けてくれました。
ゆうくんがしつこいくらいに甘えて抱っこをせがんでくれました。
泣いてばかりはいられません。
励ましてくれるふたりのためにも、シャキッとせねば!!
最近になって、またポメ店長に新たな病気の影がちらつき、毎週毎週動物病院での検査の日々です。
本当に満身創痍で、検査入院に送り出す度に、不安で哀しそうな顔で先生に抱かれて扉の向こうに消えていくのを見ると、胸が押しつぶされそうになります。
それでも、彼は頑張ってくれています。
その頑張りをほめてあげたいと思います。
だから、泣いてばかりはいられません。
きっと青空の向こう、虹の橋のたもとから、エンジェル・デュークも、みんなを見守って応援してくれていると思います。
だから、上を向いて、そろそろ立ちあがらなければ。
新着本を愉しみにお待ちいただいている皆様、本当に申し訳ありません。
もう少しだけお時間ください。
仕事に集中できるだけの気力を、「波動砲」並みに充填できたら、必ず再開しますから。
デュークも空の上から、こんな店員Hを、きっと心配していることでしょう。
これからもエンジェル・デュークとなって、背中を押してくれる気がしています。
だから、この日誌も、このまま「番頭デュークの業務日誌」として、これまで通り綴っていこうと思います。
でも、まだデュークのことを書こうと思うと、胸が苦しくなります。
デュークのことが綴れるようになるまで、どうかもうしばらくお時間くださいね。
これからも、あんこ~る一家を、どうぞ応援してやってください。
よろしくお願い致します。
まだまだ哀しみのトンネルから抜け出せずに毎日メソメソしておりますが、虹の橋からデュークに叱られそうなので、仕事を、そして、日誌を、再開しようと思います。
本日、ポメ店長、14才の誕生日を迎えました。
ポメ店長、Happy Birthday!!
14回目のお誕生日、本当におめでとう!!
これまでお話していませんでしたが、ポメ店長、実はおっきな病気を抱えております。
さすがに14才ともなるとそれなりに満身創痍の身ではありますが、それでも彼の気力は衰えを見せません。
まだまだお散歩大好き、食べるの大好き、わがままいっぱい、パワー全開のポメ店長です。
去年の秋に、実は「余命半年」と言われた体です。
それでも、毎日元気に生きてくれて、今日14才の誕生日を迎えられました。
ただただそれが、うれしくて、うれしくて・・・。
番頭デュークと突然のお別れがあって、つらくてつらくて仕方のなかったこの数日間も、ポメ店長と営業部長のゆうくんが、店員Hをひたすら慰め、癒してくれました。
いまだにデュークがいないことが信じられず、悲しみに暮れる店員Hではありますが、このふたりがこうしてそばにいてくれることだけが、救いです。
「この子たちのために、頑張らねば!」という思いで、なんとかここまでやってこられました。
まだデュークの残り香が、あちこちに残るこの部屋で、今もなお、三匹揃って店員Hを応援してくれているのだ、と、信じて・・・。
まだ、デュークの駆けてくる足音が聞こえます。
まだ、小首を傾げて、こちらを見ている姿が目に浮かびます。
この部屋のあちこちに、彼を感じる毎日です。
ただ、あのぬくもりに触れられないことだけが、不思議でなりません。
デュークが逝ってしまった日から数日間は、昼なのか夜なのかもわからないくらいに憔悴した日々を送りました。
これが「ペットロス」というものなのか、と、愕然とし、体が、そして心が、震えました。
「ペット」という言葉には違和感を覚えます。
正直、体はちっこいけれど、それだけ店員Hにとっては、「かけがえのない存在」だったことを、彼を失って改めて痛感しました。
ご注文品の発送だけはなんとかこなしていましたが、それ以外の仕事が全く手に付かなくなってしまいました。
正直、いまだに、それだけの元気が出ません。
だけど、今日は、ちょっとだけ元気がでました。
だって、ポメ店長が14才の誕生日を迎えてくれたのですから。
ただただ、大切な時間、1分1秒を惜しんで、その幸せをかみしめました。
いつもは食事自体もその量も制限しているポメ店長ですが、今日は、出血大サービスで好きなだけ食べさせてあげました。
昼のおやつはパウンドケーキ、夜は山羊ミルクのプリンまで食べて、大・大・大満足の様子。
お散歩もじっくり時間をかけて、好きなだけ好きな方向に歩いてもらいました。
幸せそうに、にっこり笑った顔。
その表情を見られるだけで、どんなに幸せなことか。
つい6kgの巨体を抱き上げて、ぎゅうっと何度も何度も抱きしめました。
ちょっと迷惑そうな顔をするものの、「抱かれてあげてる」的な表情のポメ店長が、やたらとかわいらしくて、愛おしくて、たまりませんでした。
あんなに小さかった仔犬で我が家にやってきたポメ店長と番頭が、自分の年をいとも簡単に追い越し、どんどん年老いていく切なさは、これまでも常に感じていました。
「別れ」が必ずやってくることも覚悟していたつもりです。
でも、やっぱり、覚悟なんてできるもんじゃないってことが、わかりました。
全然覚悟なんてできてなかった。
ズタボロでした。
後悔と喪失感に苛まれ、毎日枯れずにこぼれおちる涙を、ポメ店長がひたすらなめて慰め続けてくれました。
ゆうくんがしつこいくらいに甘えて抱っこをせがんでくれました。
泣いてばかりはいられません。
励ましてくれるふたりのためにも、シャキッとせねば!!
最近になって、またポメ店長に新たな病気の影がちらつき、毎週毎週動物病院での検査の日々です。
本当に満身創痍で、検査入院に送り出す度に、不安で哀しそうな顔で先生に抱かれて扉の向こうに消えていくのを見ると、胸が押しつぶされそうになります。
それでも、彼は頑張ってくれています。
その頑張りをほめてあげたいと思います。
だから、泣いてばかりはいられません。
きっと青空の向こう、虹の橋のたもとから、エンジェル・デュークも、みんなを見守って応援してくれていると思います。
だから、上を向いて、そろそろ立ちあがらなければ。
新着本を愉しみにお待ちいただいている皆様、本当に申し訳ありません。
もう少しだけお時間ください。
仕事に集中できるだけの気力を、「波動砲」並みに充填できたら、必ず再開しますから。
デュークも空の上から、こんな店員Hを、きっと心配していることでしょう。
これからもエンジェル・デュークとなって、背中を押してくれる気がしています。
だから、この日誌も、このまま「番頭デュークの業務日誌」として、これまで通り綴っていこうと思います。
でも、まだデュークのことを書こうと思うと、胸が苦しくなります。
デュークのことが綴れるようになるまで、どうかもうしばらくお時間くださいね。
これからも、あんこ~る一家を、どうぞ応援してやってください。
よろしくお願い致します。