番頭デュークの業務日誌

画像: デューク、18才の誕生日だね。

デューク、18才の誕生日だね。

2015年07月10日


当店のアイドル、番頭デューク。

デュークが虹の橋にお引っ越しをしてから、今年の11月2日でもう早丸5年が経ちます。

今日7月10日は、生きていれば、彼の18才の誕生日です。


この画像は、2006年1月24日の雪が残っている日のお散歩の時に撮った写真でした。

デューク9才の冬です。


この画像で一緒に笑っている、名コンビだったポメ店長も、3爺兄弟の末っ子だったゆうくんも、今はもうお空の住人です。

デュークを一人でお空に見送った日は、淋しがりやのデュークを、ひとりで送り出すことが、たまらなく辛かったんですが、いつのまにやら、3兄弟はまたお空で一緒に暮らしていて、店員Hだけがこの世に取り残されている感じです。

もちろんココアさんがいてくれるから、今はもう、ひとりじゃないんですけどね。


毎年毎年巡ってくるこの日が、最初は愉しくみんなでお祝いしていたのに、だんだん店員Hの歳を追い越していって切ない日になり、そして、彼の存在が消えて、淋しくて辛くて思い出しては涙する日になってしまいました。


彼がいなくなってもう5年も経つんだなと、ふとその年月に想いを馳せることもしばしば。

でも、彼は恥ずかしがりやだったのもあるかもしれませんが、この5年間ずっと、なかなか夢にも出てきてくれませんでした。

それが、つい先日、七夕の前夜、久しぶりに夢で逢えたのです。

夢の中の彼は、やっぱり遠慮がちに、店員Hの寝室の入口からぴょこんと覗き込むようにして、もの言いたげにこちらをジッと見て、話しかけようとしたら、ニコッと舌を出して笑い、くるりんと背中を向けたかと思うと、生前そうしていたように、廊下を軽快な足音を立てながら、リビングの暗闇へと駆け去っていく音が聞こえました。

ああ、デュークの足音だ・・・

そう夢の中で呟いたところで目が覚めて、隣に寝ているのがポメ店長でもゆうくんでもなく、ココアさんだったことを確認して、それが夢だったことに気づいて現実に引き戻され、寝起きから涙が止まりませんでした。


デューク、逢いに来てくれて、ありがとう。

でも・・・何を言いたかったのかな?・・・・・


七夕の日に合わせて、何か伝えたくて来てくれたんだね。

七夕の夜は、夜遅くになって、この辺りは雨も上がり、道は濡れていましたが、ココアさんと深夜散歩に出かけました。


デュークと、ポメ店長と、ゆうくんと・・・・歩いたこの道を・・・今は、ココアさんと歩いていますよ。

星空は厚い雲に覆われて見えませんでしたが、空を見上げて、3兄弟の名前を呼んでみました。


ポメ、デューク、ゆうくん、

みんな、元気にしてますか?

逢いたいです。


叶わぬ夢ですが、夢でもいいから、また逢いにきてくださいね。

まだまだ目をつぶると、抱いた時の重さや感触、温もり、表情、全て覚えています。

なのに、彼らはもういません。


なんだか年々淋しさが深まります。


今年も7月10日が、やってきました。

デューク、今夜もあなたを想って眠ります。

だから、夢にもう一度遊びに来てね。

そして、もう一度、今度は何が伝えたかったのか、教えてほしいよ。



ポメとゆうくんも、できたら一緒に来てほしいな。

ケーキを用意して、待ってるからね。


デューク、18才の誕生日、おめでとう!


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