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最後の一人までが全体である  坂手洋二戯曲集   <第37回紀伊国屋演劇賞受賞。第10回読売演劇大賞受賞。演劇シーンを席捲する坂手洋二の問題作2編。「ブラインド・タッチ」「最後の一人までが全体である」の2編収録。>    坂手洋二   [2529]

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れんが書房新社  2003年3月・初  程度A  帯付  カバー上部ややツブレ、キズあり。帯裏側ややスレ、汚れ。中は、書き込み等なく、キレイな状態です。  サイズ20cm 267p  定価2,200円  ISBN4-8462-0268-2坂手洋二・・・劇団燐光群主宰。1991年、『ブレスレス』で第35回岸田戯曲賞受賞。1990年、『天皇と接吻』で第7回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。2002年、『屋根裏』で第54回読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。『ブラインド・タッチ』『最後の一人までが全体である』『屋根裏』で第37回紀伊国屋演劇賞個人賞受賞。『最後の一人までが全体である』『屋根裏』『阿部定と睦夫』『CVR』で第10回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。(坂手洋二の)この一年の活躍には目を見張るものがあった。劇団燐光群で上演した4本の舞台は、いずれも息をのむ問題作であり、とりわけ『最後の一人までが全体である』は、かつての闘争の余燼がくすぶる学園を舞台に、集団に埋没しない人々の生き方を描いた秀作だった。(西堂行人)坂手洋二作『ブラインド・タッチ』は、かつて変革のための運動に身を投じて刑に服する男と獄中結婚をした女性が、出獄して過去の記憶に縛られ現実を拒否する夫のために、彼女自身の遠い記憶にあるピアノを弾く男を甦らせようとする。庭に建てた家に、彼女は自身の愛の記憶の再起を預けた。美しい珠玉のような最上のメロドラマであった。(斎藤偕子)  
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