早川書房 早川文庫 1998年9月・初 程度A 帯無 やや背やけ。カバー多少のスレ。天・地・小口わずかにヤケ。状態良好です。 285p 定価700円 ISBN4-15-030605-2「東京物語」をはじめて見て「自分は相当に不思議な映画を見た」との感想を抱いた著者は、やはり紀子という役が登場する「晩春」「麦秋」を見て、原節子と出会う。「真に特異な存在と言っていいほどに個性的な」小津安二郎監督の紀子三部作を中心に、彼女が主演した戦後映画11本を細密に論じて、「クリエイティヴな能力を深く豊かに持った」原の魅力、小津監督の不思議を分析するユニークな映画論。