古本あんこ〜る

１２月８日、かねてから噂のあった舞台役者・市村正親氏(56)と、ここのところ、主演するドラマは必ずヒットすると言われている篠原涼子さん(32)が、なんと２４歳の年の差を越えて、入籍を果たしました。
直前に、ハリウッドに進出し、今や国際俳優となった渡辺謙氏と、演技派女優・南果歩さんの電撃結婚が発表され、影が薄くなってしまったかしら？と思っていたら・・・。意外や意外、土曜のTBS『ブロードキャスター』の「ニュースランキング」では、渡辺夫妻の結婚報道の上をいっていました。
なんだか、その理由・・・わかる気がしたんです。

まじまじとワイドショーを見ていて、結婚記者会見で、市村氏が言った言葉に、思いきりのけぞってしまいました！

「（彼女は）最後の、【神様からの贈りもの】だと思います！！」・・・・

５６才の男性の、あまりにストレート、かつ手放しの愛情に、「篠原さんたら、お幸せね〜」とほほえましくも、ばかばかしくなってしまいました。女冥利に尽きるではありませんか！？

おふたりの喜びの会見は、仕事の都合上、別々に行われたとのことでしたが、どちらも手放しのオノロケ会見で、ちょっと見ているこちらまで清々しい気分になってしまいそうな、堂々たる、爽やかなノロケに満ちて、つい笑ってしまいました。
久々に、ワイドショーの醍醐味を感じた気がします。(^^;)

市村氏は、ご存知の通り、これまで、怪人（『オペラ座の怪人』）やら、オカマさん（『ラ・カージュ・オ・フォール』『Ｍ．バタフライ』etc.）やら、少々変わった役どころも多く、その演技力には定評がある舞台役者。彼には、やはり、「舞台俳優」ではなく、本人も曰く、「舞台役者」という称号が一番似合っています。
そのいい意味で「役者バカ」のような人の口から、あの神がかりなデレデレの御言葉を聞くことになろうとは・・・。

篠原さんと初共演した２００１年９月の舞台『ハムレット』では、市村氏が一生懸命篠原さんに演技指導をしていたと聞きます。その後の、主演ドラマの篠原さんの演技は、うなぎのぼりでよくなり、正直、見ていてその変貌ぶりにびっくりしたほど。
今思えば、あれも「愛の力！」のなせるワザ・・・？

これまた、「年の差婚」流行の兆しとなるのか・・・？

あの会見の、あの言葉の瞬間を、何度も思い出しては、幸せのおすそ分けを頂いて、ちょっと気分のいい週末でした。
どうも、ごちそうさまでした！
末永く、お幸せに！


夜になって、神奈川の我が家のあたりにも、初雪がパラパラと・・・
寒さの中で、力強く、美しく、白いフクシアの花が咲いていました。