番頭デュークの業務日誌
モナちゃん
2012年06月09日
昨日も、仕事がギューギュー詰めで食事もナッシング状態で、夕方遅くなってからのお散歩に突入した店員Hです。
急に蒸し暑くなったので、ポメ店長がさっそく体調崩しまして、昨日は朝昼晩と3度も吐いてしまい、ちょっと元気がありませんでした。
それでも、散歩は行きたいんだそうで、「お休みにした方がいいかなあ・・・」と迷っていたところ、寝ていたのにしっかり催促にいらっしゃったので、出かけることに。
夕食を差し上げたらスーパーに人間の食べ物を買い物に行きたかったんで、「今日は短めでお願いします」と出かけたものの、お久しぶり~のポメ友に会えてつい話に花が咲いてしまい、1時間半も真っ暗な中での集会が開催されてしまいました。
全然買い物間に合いません。(爆)
帰宅後お食事出したりしてましたら、スーパーは閉店してしまいましたとさ。
ポメ友と会うと、ダメですなあ・・・。とほほ。
昨日久しぶりに会えたのは、「モナちゃん」。
4才のポメの女の子です。
(※画像は4月に撮影したものです。昨日は真っ暗で撮影できず。残念。)
モナちゃんも大変な状況の最中にありますが、昨日は元気なお顔を見ることができました。
モナちゃんが2才のとき、モナママさんの息子さんが抱いていてモナちゃんを落としてしまい、モナちゃん後ろ足を骨折してしまったんだそうで、去年の春にその手術をしたんだそうです。
その手術で、なぜか肝臓に問題が発生し、重い免疫不全の病気になってしまい、
余命2年と宣告されてしまったんだそうです。
その2年目に入りましたが、モナちゃんは俄然元気です。
ポメ店長だって、余命半年と言われたのがもう3年前の秋・・・。
余命宣告なんて、くそくらえ!です。
手術をしたのは、以前、我が家のポメンズもお世話になっていた近所の動物病院さんです。
今は、モナちゃん、別の病院にかかっていますが、相当強いステロイド薬を飲まないと普通の生活を保っていられない状況です。
去年の夏に初めてお会いしたときは、まだその手術から間もない頃で、ヨタヨタと数歩歩いては倒れそうになったりして、見るからに調子が悪くてしんどそうな状態でした。
手術した後ろ足も、まるでチャップリンの足のようでヨチヨチ数歩しか歩けません。
いまだにこの歩き方は変わらずですが、だいぶ元気そうなお顔になり、去年の夏と思うとちょっとだけ歩ける時間も距離も長くなったようです。
だけど、歩き方にはあまり変化はありません。
後ろ足の送りもやっぱりチョコチョコで、チャップリン歩きです。
それでも、モナママさんの深い愛情に応えて、元気に夕涼み散歩を楽しんでいました。
この1ヶ月、モナちゃんもあまり体調良好ではなく、昨日も4日ぶりの外出だったんだそうです。
4月末に久しぶりにお会いした時、モナママさんが健康診断で乳がんの疑いが出てしまい、精密検査の結果次第では入院を余儀なくされるので、その場合は、モナちゃんをどうしたらいいかと困惑されていました。
旦那様は単身赴任中、息子さんも世話は無理で、モナちゃんの世話ができるのはモナママさんだけ。
そのモナママさんが入院手術となったら・・・。
モナちゃんをどうしたらいいかと悩まれたそうです。
不安を抱えて、モナママさんが憔悴し困りきった表情で、「モナを預かってもらえませんか?」と尋ねられました。
他のワン友さんに訊いても断られ続けたそうで・・・。
モナちゃんは食事もモナママさんが手作りしたものを食べて、お薬をたくさん飲んで、なんとか命をつないでいる状態だったので、世話に時間も手間もかかります。
モナママさんのその時のお気持ちを察すると、本当に何とも言えない気持ちになりました。
「よかったら、うちでお預かりしますから。安心してください。」とお返事したら、涙を流されていました。
「うちには病気いっぱい抱えたシニア組がいますから、手のかかり方はわかるんで、ダイジョブですよ。
教えていただければ、その通りにお世話させていただきますから。」って、もう迷わず口に出ちゃってました。
精密検査の結果、疑いが晴れたとのことで、店員Hも本当によかったと思いました。
単純にお世話はしてあげられるけれど、モナちゃんはママさんと離れて知らないお家でひとり・・・ってなったら、やっぱり不安になっちゃってストレスがかかることは間違いないですものね。
ママさんがなんともなくてホントによかった。
めでたし。めでたし。
ところで、店員H、会社を辞めてからの数十年、健康診断に行っていません。
持病があるので、その治療には時々通って検査もしたりしてはいるんですが、それ以外は全然です。
持病でかかっている病院は隣の市にあるので、そこで健康診断ができないとなると、結構病院選びがおっくうになってしまったまま、ずるずると放置・・・・。
いけない、いけないと思いつつ、この超不健康な生活リズムですと、まずもって「平日の午前中に病院に行く」ことが至難の業。
おまけに、思い切りメタボに決まってるし、このむちゃくちゃな生活で悪いところがないわけがない。(確信もって断言!)
もともと病院嫌いで、自ら好んではなかなか行けず・・・。
そうこうしているうちに、早数十年。
不健康の証明にもなってしまいそうな「健康診断行かず歴」が更新されてしまっています。
病院で、とてもこの生活リズムを説明する勇気がありません。
怒られそうで・・・。
でもこの生活今はやめられないし・・・。
病気で死んでもそれが寿命で自分は十分なんですが、ポメ店長とゆうくんを番頭のもとへ見送るまでは、なんとしても生きていなければ!と、モナママさんの一件のおかげで思い直しました。
そう言いつつも、結局まだ健康診断には行けてません・・・。
病院嫌いで、ポメんなさいよ。
動物病院に通院している日数の方が、人間の通院より、はっきり言って圧倒的に多いです。
ハイ。
昨日のポメ集会では、途中からいつものSおじちゃんも加わり、橋のたもとで真っ暗になり蝙蝠が飛びまくる中、延々とポメ話に花が咲きました。
モナちゃんもおじちゃんが大好きで尻尾をぶんぶん振って喜んでました。
ゆうくんまでカートから乗り出して、「おらも仲間に入れろや」コール。
下ろしてみたら、おじちゃんにも、モナママさんにも、愛想をふりまいてご挨拶。
アスファルトの道で歩かないかと思ったら・・・。
いきなりのマイペースなテトテト歩きでルンルン歩いてっちゃいまして、ビックリ。
ちと焦りました。
Sおじちゃんに確保され抱いて戻されてましたが・・・その後、何度も暗闇に向けて勝手に脱走。(爆)
結局、店員Hに確保され、ゆうくんの自由歩行終了。
いつのまにやら芝生じゃなくても、苦手だったアスファルトでさえも、普通に歩けるようになってるゆうくんに、店員Hがビックリしたぜ~!
ゆうくん、成長したなぁ・・・・
ちょっと緊張があるのか、またてんかんが起きかけちゃったけど・・・・たいしたことなく・・・。
ゆうくん、すごいっす。
だけど、リードをつけると固まるんだよね。
リードでお散歩はまだまだ先になるかなぁ・・・。
それとは逆に、あまりの人間の長話に疲れ果てちゃったポメ店長は、店員Hの隣に伏せしちゃって「帰ろうよ」ビームを店員Hに送り続けておりました。
ポメ店長、よほどお疲れだったようで、お散歩で初めて座り込む。(びつくり)
吐いて空腹なのもあったと思います。
慌てて集会解散です。(爆)
途中通りすがりのオバサンが、「この子たちみんな同じ犬種ですか?」・・・だって。
大爆笑!
サイズも、大・中・小。
お顔のタイプもみんな違うし・・・。
ポメって本当にいろいろなタイプがいるんで、知らない人にとっては、とことん不思議なんでしょね。
みんな違って、だけど、かわいいんです。
ポメの魅力は奥が深いのであります。
通りすがりの人も巻き込んで、急遽開催されたポメ集会、ヒジョーに、楽しかったでち。
むはは
モナちゃん、また次会うときも元気な姿を見せてね~♪
ぜったいだよ~~~~♪