番頭デュークの業務日誌
蛍ちゃん、安らかに。・・・保護犬たちに愛の手を!
2012年12月03日
ゆうくんを我が家に迎えるにあたり、その仲介をしていただいた「一般社団法人アルマ」http://www.alma.jp.net/(旧・CATNAP小さな命を救うネットワーク)のスタッフ「ケイトさん」(ケイトさんのブログ「ケイトログ「夢が叶うまで」http://ameblo.jp/kate2007/)と同じく、保護犬の預かりスタッフをされている漫画家の柴田亜美さんのブログ「漫画家の犬たち http://ameblo.jp/mangakanoinutachi/」を、ずっと愛読しています。
茶壷くん(ポメ♂12才)と伽羅ちゃん(チワワ♀4才)というもともといた愛犬さんの他に、一昨年6月にチワワ多頭飼い崩壊の現場から引き取られたうちの1匹、15才という高齢のおばあちゃんチワワ「蛍ちゃん」を、里親探しは無理だと判断し、看取り覚悟で里親になる決心をされてひきとられました。
さらに保護犬を預かり、おひとりでいつも4匹を連れてのお散歩、お世話・・・
忙しい仕事の合間を縫って、本当にワンコのために一生懸命な姿勢に、頭が下がる想いで、いつもブログを楽しみ読ませていただいておりました。
その蛍ばばしゃまが、11月30日未明、突然虹の橋に向かってしまったんだそうです。
引き取られた当初は、小さくてボロボロだった蛍ばばしゃまも、柴田さんの愛情溢れるお世話と茶壷くんや伽羅ちゃんという家族と一緒に過ごす日々のおかげで、どんどん元気になり、毛もツヤツヤして、テトテト歩きまわり、お散歩ではカートに箱乗りするほどのパワフルなばばしゃまに変身しました。
それまでの辛い生活の分を取り戻そうとするかのように、引き取られてからのこの2年ちょっとの間、柴田さんと家族と一緒に、犬生を精一杯楽しんで生ききった蛍ばばしゃま。
柴田さんの胸に抱かれて、静かに大往生を遂げたのだそうです。
柴田さんに引き取られて、みんなと愉しく暮らせて、蛍ちゃん、本当に幸せだったね。
29日の日に突然急変し、その夜に静かに17年の犬生を閉じました。
本当に生ききったんだなあ・・・と、感動を覚えるほどの見事な生(逝)きっぷりです。
蛍ばばしゃま、あなたの生きる姿勢に元気をもらい続けました。
本当にありがとう。
ゆうくんがうちにやってきた頃とちょうど同じ頃、柴田さんちの子になった蛍ばばしゃま。
ずっと柴田さんのブログで見守り続けてきて、癒され続けてきたので、突然のことに衝撃を受けました。
涙が止まりません。
ほとんどブログを休まない柴田さんが、さすがに今はお休みされています。
愛してやまない蛍ばばしゃまと、突然のサヨナラ。
いずれこの時がやってくることは皆わかっているんだけれど、それでもやっぱり、その時を実際にはなかなか受け止められない辛さってあると思うんです。
今年はブログで応援している子や、ワン友さんの子、大勢を虹の橋に見送りました。
それを知る度に、やっぱり胸がつまります。
番頭デュークが逝ってしまったあの日の記憶が、否応なく重なり、店員Hも、その度に辛くなります。
ワンコの寿命は人間より短いことはわかっています。
必ずその日が来ることもわかっていて、覚悟をしているつもりでも・・・。
それでも、残される者は、やっぱりキツイです。
柴田さんを癒し続けてきた蛍ばばしゃまの生きる力は、ブログを通して、読者の私達にも朗らかな、そして爽やかなパワーを送ってくれていました。
おそらく柴田さんは今、そんな大事な大事な、愛おしい蛍ばばしゃまを、虹の橋へ送りだされていることでしょう。
蛍ばばしゃま、本当にお疲れさまでした。
虹の橋に向かって、あのテトテト歩きで、元気よくまっすぐお空に昇って行く、蛍ばばしゃまが見えるようです。
蛍ばばしゃま、どうか安らかに。
蛍ちゃんが虹の橋に向かったことを知ったその日、偶然にも、アルマから来年のカレンダーが届いていました。
このカレンダーの収益金は、全て保護犬たちの医療費などに使われます。
急激に寒さが厳しくなりましたが、保健所や愛護センターに入れられた子たちは、冷たいコンクリートの上で寒さに震えながら、殺処分されるまでの日を過ごしています。
アルマのような保護団体が、救える命は、本当に一部の子に限られてしまうのも事実です。
それでも保護団体のスタッフさんたちは、できる限りの子を救うために、日々尽力されていらっしゃいます。
本当に毎日毎日、信じられない数のワンニャンが殺処分されている事実を御存知でしょうか?
知れば知るほど、この国のペット事情のお粗末さに、怒りすら覚えます。
年末には、まるでゴミを捨てるかのように、愛犬や愛猫を保健所に連れてくる飼い主も増えるのだそうです。
アルマさんでもそうですが、ボランティアで活動されている預かりスタッフさんたちも、何匹も預かってどこももう一杯の状態。
それでもなお、次から次から捨てられるワンニャンは増え続ける一方で、スタッフの皆さんは、気が遠くなるような努力を続けられています。
「愛犬が病気になったから」という理由で、何年も家族として過ごしてきた犬を捨てに来る飼い主もいるし、ブリーダーで長い間子どもを産ませられ続け病気になって捨てられてしまったりした子もいます。
長い間捨てられて放浪していて病気になってしまった子もいます。
人間のエゴで振り回される小さな命たち。
そういう子たちも、アルマさんは、最後の砦となるべく、1頭でも多くの命をつなぐために、引取を続けています。
その子たちの医療費は、こういったカレンダーなどのグッズの売り上げやご寄付で成り立っています。
どうか、どうか、こういうかわいそうな保護犬たちに愛の手を差しのべてやっていただけないでしょうか?
冷たいコンクリートの部屋から出して、新しい家族と出逢って、新たな犬生を幸せに過ごせるワンニャンが、1頭でも多く保護できるように。
まだ間に合うそうなので、ぜひご支援・ご協力をお願い致します。
カレンダーはこちらで↓で買えます。
アルマ・チャリティ基金 http://alma-charity.shop-pro.jp/
画像で、ゆうくんがオススメしているのは、店員Hが今年選んだ「卓上カレンダー」です。
今年の保護犬ちゃんたちの愛らしい写真がいっぱいのカレンダーです。
壁掛けタイプもありますよ。
蛍ちゃんのように、1頭でも多く、幸せになれますように。
ゆうくんからのお願いでした。
本犬寝起きですが・・・。(^^;)
ゆう 「よろしくお願いします!」