番頭デュークの業務日誌
命の期限が迫っている高齢のポメの女の子がいます。 どうか情報拡散お願いします。☆緊急里親募集!!
2013年04月17日
お久しぶりです。
4月1日のゆうくんのエイプリルフール誕生日の日誌以来、店員H、あまりに忙しくて、全然日誌書けず。
ふと気づけば、4月ももう後半戦に突入しておりました。
おまけに4月6日の8回目の開店記念日も(わかっちゃいるけど)完全にスルー。
さらにさらに、例年実施する「開店記念セール」も、全く準備もできず開催できず。
これまた、ダメダメな新学期を迎えているあんこ~る家です。
今年もセールを楽しみにお待ちいただいた皆様には、本当に本当に申し訳ありません。
ひら謝りの店員Hでございます。
来月か再来月あたりで今年は遅まきながら、セールを行なう予定です。
近くなりましたら、ご案内させていただきますので、当分の間お待ちください。
申し訳なか~!
さて、今日はどうしてもお願いしたいことがあって、いつもとは違う内容ですが、ぜひお読みいただき、ご協力をお願いしたいと思います。
あんこ~る家の一応営業部長の「ゆうくん」ですが、9才の時に里親になり我が家にやってきた子であることはご存じの方もいらっしゃると思います。
ゆうくんが当家の子になってくれる以前から、たまたま毎日楽しみに読みにいっていたブログのオーナーさんが、保護犬の里親探しをされている愛護団体の保護犬の預かりスタッフを始められたことで興味を持つようになりました。
そのつながりで、その愛護団体「ALMA」http://www.alma.jp.net/のメインスタッフさんであるケイトさんhttp://ameblo.jp/kate2007/のブログを見るようになり、そこでゆうくんと出逢ってしまったんです。
ご縁だったのだと思います。
それ以来、保護犬や捨てられているワンニャンたちのことが気になって仕方なくなり、家を空けられない仕事でもあり、16才と12才の病気まみれのおふたりさんのお世話もあって、実際にボランティアをすることは今はできず、とりあえず自分ができることを常に心がけている日々です。
里親探しのサイトのチェックも巡回でするようになりました。
2月の終わり頃、ちょうどご近所さんの18才のポメ・愛する「ゴンちゃん」が亡くなった頃でした。
ある里親探しサイトに、「12才という高齢・未避妊・バリカンでボサボサに刈られたみすぼらしい姿」という条件が悪いポメの女の子が、引っ越しに伴い連れて行けなくなったとの理由で、飼い主本人から里親募集されていました。
案の定、見ればこの子は2月から募集記事が掲載されているのに、もう3ヶ月になろうとしている今も、この子には里親希望者の手が挙がりません。
何度か再掲載したようですが、再掲載しているところをみると、手が挙がらないんだと思われます。
後から掲載された子たちは、どんどん里親さんが現れて募集が終了していくのに、です。
それにしても、12年も家族として暮らしてきた子を、引っ越し先に連れて行けないという理由で捨てる・・・
なんでそんなことができるんだろう?
と、正直思います。
引っ越し先を探す際に飼えるところをとことん頑張って見つけるべきではないでしょうか。
難しさはわかっています。
それでも、少ないとはいえ、探せば必ず見つかるはずです。
実際に、賃貸物件で大型犬を飼っている人も知っています。
海外への引っ越しでも、検疫などの手続きが必要なので少々大変ではありますが、連れていくことは可能なはずです。
愛情があれば、置いていく、捨てていく、そんな判断には至らないはずです。
そうは言っても、人によってはよんどころない事情があるのかもしれないので、決めつけはしていませんが、命を軽んじすぎる飼い主が多すぎて、正直閉口しています。
いったん命を預かったら、どんなことがあっても最期まで面倒を見る覚悟があって当然だと思います。
そうでなければペットを飼う資格はありません。
高齢というだけで、貰い手がなかなかつかない現状は、どの愛護団体さんも悩みの種だといわれています。
どうしようもない事情がある場合もあるので、一概には言えませんが、身勝手な理由での生き物の遺棄は許せません。
近頃は、「引っ越し先がペット不可だから」「家族にアレルギーが出たから」「離婚するから」「ペットが病気になったから」などの、あまりに身勝手な飼い主の理由で捨てられる犬猫が多すぎると感じています。
そんな理由で、飼い主だけが頼りのペットを捨てられる気持ちが理解できません。
店員Hも思い切りアレルギーですが、なにか・・・?
店員Hのかかりつけのアレルギー専門の先生は、「犬は唯一アレルギー患者でも共に暮らせる動物です」とおっしゃっています。
ダニアレルギーなのかもしれませんよね?
その子の毛や皮膚でアレルギーテストをされて原因が判明したんでしょうか?
その子のせいではなかったとしたら・・・・
「家族にアレルギーが出たから」という理由も、命を捨てる理由としてはどうでしょうか。
高齢のお年寄りが、若い年齢の犬猫の里親になりたいと希望されることも多いのだそうです。
で、結果が、お年寄りが亡くなり、ペットが残されてしまい、親戚中をたらいまわしにされた挙句、愛護団体のもとへやってくる羽目になる、そんなパターンも近頃は増えてしまっているのだとか。
寂しさは理解します。
でも、小さな命のこともよく考えてから迎えていただきたいです。
それでもなお、迎えるのなら、ご自分の万が一の場合も考えて、先にご自分がいなくなってしまった場合の愛するペットたちの行く先も準備したうえで、ペットを迎えていただきたいと願う日々です。
小型犬なら15年前後生きます。
10年後、その子の世話ができる体力が自分に残っているか否か、それをよく考えてから若い子を迎えるのなら迎えてください。
店員Hは、自分がある程度の年齢になったら、そのときはもうペットは迎えないと決めています。
もしその前後に迎えるとしても、この子のような一度人間に裏切られて心に傷を負った老犬を迎えようと決めています。
ペットを自分より後に残しては逝けません。
犬猫は人間と共に生きるべくして有る生き物です。
命を引き受ける側の覚悟は最低限の節度であり、マナーであるはず。
どうか身勝手な理由でのペットの遺棄が少しでも減るように、願い続け行動し続けたいと思います。
簡単に保健所や愛護センターに持ち込む飼い主さんはご存じなのでしょうか?
飼い主持ち込みの場合は、翌日にも即殺処分になってしまうのだということを。
愛護団体さんが必死で引き取りをしてくれてはいるものの、都道府県によって愛護センターのあり方やシステムも異なるため、生き残れるかどうかはその子の運しかありません。
全てを救いだせるわけではないのです。
保健所に自分のペットを持ち込むということは、イコール、その子を「殺す」ことです。
それを自分でせず、保健所の職員さんたちに押し付けているにすぎません。
ガス室は楽には死ねません。
もがき苦しんで死んでいくんです。
どれだけの数の罪のない犬猫が、こうして毎日殺処分されていることか・・・。
愛護団体さんや愛護センターの職員さんたちの努力の結果、少しずつ殺処分される犬猫の数は減ってきてはいるものの、いまだに信じられない数の犬猫が殺処分されています。
本当に日本はまだまだペット後進国だとしか思えません。
この子を見てあげてください。
https://www.pet-home.jp/dogs/kanagawa/pn11298/
「5/1には愛護センターに行ってしまいます」
この見出し、まるで他人事のような言い方ですが、飼い主本人がこの子を愛護センターに連れていって殺すのだと平然と言っているようにしか受け取れません。
こんなに簡単に見出しに使っていい言葉ではないということです。
でも、こういう飼い主は、引っ越しも迫っていることでしょうし、もうおそらく気持ちを変えることはないでしょう。
飼い主のことはもうどうでもいいです。
事情はそれぞれです。
こういう結果に至ってしまった以上、責めたり意見したりするつもりもありません。
一日も早く新しい家族が見つかり、この飼い主から離れた方が、この子にとっても幸せです。
この子の命の期限は、飼い主によって決められてしまいました。
5/1と言っていますが、里親サイトへの掲載は4/28となっているので、あと12日しかチャンスは残されていません。
この子の哀しげな瞳が頭から離れません。
引っ越しの準備で飼い主が留守がちになり、いつもと違う状況におそらく不安を覚え、体調を少し崩しているようです。
愛護センターに入れられれば、ショックで年齢的にいってもさらに体調が悪化してしまうことでしょう。
ご自分の身にどうか置き換えて考えてください。
犬にも猫にも人同様「心」があります。
ストレスも同じように受けます。
人間同様、生き物ですから、病気にもなります。
自分が高齢になり、頼る人もいなくなり、病気になり、姥捨て山じゃありませんが、こんなふうに打ち捨てられ、明日には殺処分されると想像してみてください。
恐くないですか?
不安におののき、気が狂いそうになりませんか?
突然、そういう場所にわけもわからずに放り込まれる犬猫の身になって、どうか考えてみてください。
そういう場所に入れられた犬たちのあの目から目をそらさないでください。
他人の身になって考える目をもってください。
この子の不安そうな目、
私はとてもそれを見て見ぬふりできなくなってしまいました。
自分が里親になれれば一番簡単だし、本当はそうしたくてものすごい葛藤の最中にありますが、今の店員Hの状況では、もう1匹老犬を迎えるだけの整った環境と力が、残念ながらありません。
もちろん里親にはなれないという方でも構いません。
なんとかこの子に新しい家族をつなげいであげられるように、ほんの少しだけお力をお貸しいただけないでしょうか?
この子の急を要する里親募集の情報の拡散を、どうかご協力のほど、よろしくお願い致します!!
シニアわんことの穏やかな暮らし、おもしろくて、若いわんことは違った、何とも言えない魅力があるんです。
シニアわんこの魅力を知っている方もそうでない方も、ぜひともこの子の新しい家族になることを検討してみてはいただけませんか?
12才という年齢からしてみても、これから10年、15年と生きられる子ではありません。
なので、ご年配の方でも、今世話ができる健康と経済力をお持ちでさえあれば、この子ならいいパートナーとして暮らしていただけるはずです。
若い犬と違って、持て余すほど元気すぎることもないでしょうし、お世話も子犬をしつけるようなしんどさは少ないはずです。
ぜひともご年配の方も、こういう子の家族になることをご検討ください。
この子の命の期限まで、必死で一筋の光明を模索し続けたいと思っております。
どうかどうかよろしくお願い致します。
注1): この里親募集サイトのページから、この飼い主さんに直接連絡できるシステムになっていますが、どうかこの飼い主さんに直接クレームを入れたりする行為は避けてください。
飼い主さんの気持ちを逆なでして、それでもしも募集記事を飼い主さんが取り下げてしまったら、この子は助からなくなってしまいます。
いたずらや興味本位でご連絡をとることは絶対にしないでください。
心からのお願いです。
くれぐれも、よろしくお願い致します。
里親希望の方のみ冷静にご連絡をおとりください。
注2):この子は12才という高齢です。飼い主さん申告のデータには、体重や既往症などの表記が見当たりませんが、年齢からしてなんらかの体の衰え、病気も隠れている可能性も高いです。もしかしたら引き取ってすぐに医療措置が必要になる可能性も考えられます。
ある程度の出費も覚悟の上で、里親希望の方は検討いただきたいと思います。
※因みに、我が家の場合ですが、ポメ店長もガンをはじめクッシング症候群、甲状腺機能低下症などなど、大きな病気を多重に抱えて、薬が高い病気ばかりしてくれるため、はっきり申し上げますが、毎月のお薬代だけでも10万近くなっています。
それに当然ですが、さらに定期的な狂犬病ワクチン接種・混合ワクチン接種・フィラリアの薬や注射代がのっかります。
うちの場合は、特にたぶん高くついているのであまりご参考にはならないかもしれませんが、どんな病気がふりかかるか全く想像できません。
正直、家計への負担は相当あります。
シニア犬をお迎えになる場合は、どうかこれからすぐにでもかかるかもしれない医療費なども考慮いただいたうえで、数年後の経済状況まで照らし合わせて、ご検討ください。
注3):また、この子は1匹で飼われてきた子のようです。
この子を迎えようかとお考えの方で、すでに先住犬さんがいて多頭飼いになる場合、先住犬さんとの相性を見てからにしたいというご希望もあるかと思います。
ただ現状、この子は飼い主さんが2週間後には別の場所に引っ越しをしてしまうため、帰る場所はなくなります。
「試しにトライアルしてみてダメなら返す」という方法は、残念ながら、愛護団体さんの保護犬とは違い、不可能です。
先住犬との相性が悪くても、引き取った以上は最期まで面倒をみる覚悟をした上で、里親希望のお申し出をされてください。
※因みに、うちのゆうくんも、やはり同じ条件で引き取りました。
帰ることができる場所はありませんでしたから。
ゆうくんは未去勢で男の子のままで、てんかんがあるため麻酔ができず去勢手術もできず生涯このまま男を貫くことになりそうです。
それでこのまま今も暮らしています。
やっぱりポメ店長(12才の時前立腺に問題が出て去勢し元男の子になりました)より若く、男の子のままなんで、ゆうくんの方が強く、それまではポメ店長の天下だった我が家も、すっかり地位が入れ替わり、ゆうくんが犬社会における我が家のボスになりました。
今ではポメ店長すっかり隅に追いやられてしまっています。
ゆうくんが威嚇するので、ポメ店長はリビングにすら入ってこなくなってしまい、廊下の隅で寝るようになってしまったくらいです。
もしかしたら、ポメ店長のストレスになってしまったのかもしれません。
それでもできる限り、店員Hがポメ店長に愛情を注ぐことで、犬同士の仲はよくなくても、それなりのバランスが取れているようです。
多頭飼いのご不安もあるかと思いますが、そこを割り切っていろいろ試しながら、うまく飼い続けていけると思われる方に、ぜひともご検討いただきたいと思います。
ご参考までに。