番頭デュークの業務日誌

今度はゆうくん・・・(--;)
2013年06月14日
台風の余波とはいえ、いよいよ梅雨らしいジメジメなお天気が続いている関東地方。
今も外はかなり強い雨が降り、サーと雨音が聞こえてきています。
涼しくて寝るには快適なんですが、窓を一日中開けているので、部屋中がジメッとして、布団もなんとなく不快な湿り気を感じてそういう意味では快適さとは縁遠い感じです。
この季節、なんとなく毎年店員Hも必ず体調が悪化してずっとテンションダダ下がりなんですが、人もワンコもやはり同じようで・・・。
我が家のシニアポメンズ、かわるがわるやってくれます。
4月末から始まってしまったポメ店長の「潰瘍性大腸炎」ですが、8日間薬を飲んで、やっと少し快方に向かっていましたが、もうひとつスカッとした治り方をしていませんでした。
だるいのかだんだん散歩の距離も短くなってきて、カートに乗って散歩する時間が増えてきてしまっていて、これが始まるのはいつも調子が悪い証拠だったので、もう一度スーパードクターに診ていただかねば~と思っておりました。
食欲はあるようなんですが、なぜか食べる量も落ちてきてしまって、おまけに嘔吐する回数が激増してしまいました。
どんどん体が骨ばってきて痩せ始めてしまったので、正直気が気ではありませんでした。
若いときの体重100g落ちるくらいのことはたいしたことがないんですが、シニアになるとこの100gが危険な数値になってきてしまいます。
若い頃の平均体重が5.7kgくらいだったポメ店長、今や4.8kgまで落ちてきて、この1週間でまた4.7kgまで落ちてしまいました。
調子のいい頃からすると、もう1㎏以上落ちてしまったことになります。
先生にもう一度ご相談しようと思っていたところ、今度はゆうくんが先週末2日続けて便がゆるくなってしまいました。
おいおい~!!
しかも、店員Hが寝ている間にしてしまい、足で踏んで部屋中歩き回ってしまったようで、う○ちの肉球マークがリビングと廊下に点々と・・・。
すごい声で鳴き叫んで呼んだので、ビックリして起きてみたら、寝室の入口でベッドに乗せろと騒いでいたので、寝ぼけ眼で抱っこして寝転がったところ、なんか変な臭いがぷ~ん・・・。
ん!?・・・・・・・
おかげでベッドシーツまで、店員H自分で肉球マークつけちゃいました。
起きてみたら・・・・
ぎえ~~~~~っ!!!
衝撃の大惨事な現場が広がっておりました。
まだ2時間も寝てないのに、完全に一瞬で目が覚めましたよ。とほほ
しかもトイレにしてあったブツを見たら・・・う~ん、ユルイ!
下痢まではいかないまでもシーツについてしまうくらいのユルさです。
1時間かけて洗剤とバイオチャレンジで大掃除。ふう~。
吐いたり下痢したりがどうしても繰り返されるので、もともとはカーペット床なのですが、クッションフロアを敷き詰めています。
なので、以前よりは全然掃除が楽にはなっているものの、これだけ広範囲にやられると、やっぱり掃除は大変です。
その日からゆうくんもご飯をあまり食べてくれなくなってしまいました。
まずいなあ・・・。
そして、その翌日、またもや、デジャブかと思ったよ。
まさかの前日と全く同じう○ちの肉球マークが拡がる惨劇が・・・・
・・・・・・・
もうこれはもう一度スーパードクターのところに行くしかないでしょ!?
ってなわけで、すぐに予約を入れ、朝一しか空いてなかったので、ほとんど寝ないままいつもなら寝ている早朝に、12日、戸塚まで雨の中ドライブとなりました。
通勤渋滞に巻き込まれ、10分遅刻しちゃったよ。
すぐに呼ばれて布川先生に診ていただきました。
朝出がけにちょうどしてくれたのでゆうくんの検便もお願いして・・・。
その結果、ポメ店長は、なぜ「潰瘍性大腸炎」になったのかの原因も下痢や嘔吐を起こす重病をいくつも抱えており、老化で腸も壊れてきているはずなので、症状がひとつの原因でなっているのではなく、複合的に作用して症状が出ている可能性もあり、原因はひとつとは言えず、つきとめられないとのこと。
想像はしていたけれど、やはり、という感じでした。
なので、こうして次々に出てくる症状を、その都度対処療法で叩いていくしかないのだということを、わかりやすく説明していただきました。
ここのところ散歩で後足をひきずるようにしてしんどそうにしていたのも、脱臼ではなく脊椎に原因があるのだそうで、チッコもれやう○ちもれも、また下手をすると今回の大腸炎も、そこから来ている可能性もあるのだとか。
う~ん、やっぱり内臓だけではなく、骨や神経にもガタがきているんだなあと思い知らされました。
この季節は、膿皮症もひどくなるので、これ以上飲み薬を増やしたくないのでということで2週間効果が持続する抗生剤の注射を打っていただき、少しでも楽に暮らせるように治療していただきました。
そのおかげか、帰宅するなり、その日からポメ店長の食べる量も増え、小分けに分けて何度もあげて吐くリスクを避ける手法で、かなり食べられるようになって、表情も生き生きとしてきました。
ただ、調子に乗って食べすぎることもたまにあり、ゆうくんが食欲がなく残したご飯までぱくつき、結局そのときはまた吐きました。
欲張りすぎです。
先生も体重を落とさないことを優先すべきとご助言いただき、もう療法食を無理矢理食べさせることもやめました。
ゆうくんと同じご飯を喜んで食べています。
1回1回が少ないので不満そうな眼を向けますが。
お腹がすくとベッドから降りてきてチョンチョンと店員Hをつついて要求するようになり、わかりやすくなりました。(笑)
便の状態もとってもいい感じに戻りました。
久しぶりに見るいいう○ちに、感動!(爆)
ポメ店長は一気に体調上げ上げ状態です。
それなのに・・・・
実は、ゆうくんが大変な状況に陥っておりました。
検便の結果は問題なし。
便がゆるくなった原因は、季節的なものか、てんかんの薬の副作用で上昇してしまっている肝臓の数値、つまり肝臓が悪化しているせいかもしれない。
この2つが可能性ありなんだそうで。
最近チッコも回数が多く、どうにも残尿感があるようで何度もちょこっとしてまたすぐにしに行く回数が増えてしまっていて、膀胱や腎臓に問題が生じているのでは?と心配だったのでついでにお聞きしたところ、先日の血液検査結果からすると腎臓には問題なさそうなので、膀胱炎を起こしているのかもしれないとのことで、ゆうくんもポメ店長と同じ抗生剤の注射を打って様子を見ましょうということになりました。
この注射がひきがねになってしまったんです。
いつも飲んでいるお薬も今度からこちらでいただくことにしたので、かなりいただく量が多く、その説明を受けて、受け渡しが終わって会計を待つ間、それが約30分くらいかかっていたでしょうか。
ふと見ると、ゆうくんがカートの中でややグッタリしていて店員Hを見上げる顔がゆうくんのいつものお顔の感じと違って見えて、あれ?と思ったんです。
軽いテンカン発作も起こしてもいました。
それでもすぐに会計のために名前を呼ばれたので、そちらに意識がつい集中してしまいました。
診察に時間がかかったので、薬を飲ませなければならない時間も迫ってきてしまい、慌てて車でとにかく帰宅しようと急いだので、そのまま慌てて帰ってきてしまったんです。
そうしたら、家に帰ってゆうくんを見てびっくり。
ゆうくんの顔がパンパンに腫れています。
しかも、腫れ方が半端なくて、犬相まで変わってしまい、ホントにゆうくん?っていうくらいの変貌ぶりです。
ムーンフェイスのように一回り顔が大きくなってしまった感じの腫れ方です。
しかもグッタリ寝ているだけで、のどが渇いているはずなのに水すら飲みません。
その後も様子を見ていると、顔はどんどん腫れ、マズルが腫れて奥目のようになってしまい、目を開いているのかもわからないほどに。
抱くと体も熱っぽくて、しんどいのかグッタリして同じ姿勢で寝たまま動きません。
ご飯をあげてもペロペロちょっと舐めて、キャーっという感じで逃げ出してしまい、ご飯を全く食べません。
少しだけ夕方水を飲んだのですが、チッコも出ていません。
先生に電話で確認をしたのですが、「この抗生剤注射で副作用はないはずなので、病院に来たストレスかもしれないから、下痢や嘔吐がなければ様子を見て。だんだん戻るはずだから。」とのこと。
その言葉を信じて、様子見していたのですが、夜中に向かうにつれ、どんどん症状がひどくなります。
ご飯も水も摂らないまま、結局グッタリ寝たまま朝に。
ワクチン注射でも元気がなくなってご飯が食べられなくなる子なのですが、翌朝には元気が戻っていました。
なので、まさかの事態です。
マズルがひどく腫れていたので、もしかしたら、これまで散々苦しんできたお口の状態のせい?と疑いました。
歯槽膿漏でお口の中にまた炎症が起きたのかな?と・・・。
ただ、今年の3月に再度抜歯をして、残るは右上の犬歯1本のみで、歯槽膿漏も治り、ひどかった口臭もなくなっていて、診察でも先生に、お口の中はキレイな状態ですと太鼓判をいただいたばかりだったので、お口に原因があるはずがなかったんです。
あまりにひどい症状にパニクッていたため、その一番ひどい顔の腫れは写真に残せていません。
ただ上の画像が翌朝の状態です。
つぶれて寝ているので、いまひとつはっきり見えないかもしれませんが、いつものゆうくんのマズルはシュッとシャープで、こんなに丸く腫れている状態ではありません。
これでもだいぶ腫れが引いてきた状態です。
しんどそうに目をつぶったままいつもなら起き出す時間にも寝たままで、朝一のチッコも行きません。
これはいよいよまずいと、時間外に電話。
出た先生に、状況を伝えたところ、「院長はいませんが、来てください」ということになりました。
この日は担当の院長先生は休診日。
これもちょっと行くのを迷う原因に。
やはりずっと診ていただいている先生に診ていただけないのは、不安です。
ただ、この時点で、ほぼ合点がいったのですが、原因は「抗生剤注射へのアレルギー反応」だったのだと。
注射を打って30分後くらいからもう症状が出ていたわけですから。
その直前まではなんの問題もなく、いつものゆうくんだったわけで。
やはりどれだけ考えても、それ以外思い当りません。
ごめんよ~!!
ワクチンでも毎回なっていたんだから、もっと早く気づいてあげるべきだったぁ。
治すための薬剤でこんなことになっちゃってたら、意味ないよね~。
ネットで調べまくったところ、出てくる出てくる。
まったくゆうくんと同じ症状です。
ワクチンの例が多いのですが、抗生剤注射や痛み止めの注射でも、なる子はなるってことがはっきりしました。
確かに、フードを変えた途端に涙ヤケがひどくなったこともあって、今のフードに変えたらだいぶ治ってきたので、それも先生にお聞きしたところ、ゆうくんにはアレルギーがある可能性があることも断言されていました。
ワクチンの時も然り、どうやら薬剤注射に対するアレルギーがあるんだと・・・
もしそうだとしたら、重症の場合、アナフィラキシーで、下痢や嘔吐の末、痙攣などの神経症状が出て死んでしまうこともあります。
ゾッとしました。
すぐに連れて行きたかったのですが、昨日は店員Hももう徹夜3日目になってしまい眠くてフラフラで、とてもこの台風のひどい雨の中高速を走って戸塚まで運転するのは危険。
おまけによりにもよってこの日は病院の都合で午後の診察がお休み。
行くなら午前中しかありません。
その頃にはゆうくん多少顔の腫れが引いてきていたので、30分だけさらに様子見したところ、ムクッと起きてチッコに。
ついでに水も飲んでくれました。
やった!!!
多少元気が戻ったし、このまま様子を見てみよう。
ゆうくんもまた寝始めたので、一緒に店員Hも午前中寝ました。
起きてみると。。。
顔の腫れもだいぶ引いてきて、いつものゆうくんの行動が戻ってきていました。
夕方にはご飯も自分から要求して、ちょっと食べてくれました。
水もちゃぷちゃぷ飲んでくれて、ホッとしたこと!
いつもの食欲までは上向かず、いつもの半分しか食べませんでしたが、お腹もそれなりに満たされて、結局その後もほとんど寝ています。
ワンコはこうやって寝て治すんだなあ・・・と感心しながら、様子を見守りました。
少しずつ少しずつ元に戻りつつあります。
今日まだ食べないようなら、今日は布川先生も診察日なので、もう一度診ていただきに行ってこようとは思っていますが、熱も引き、顔の腫れもまだ残ってはいますが少しずつ引いてきているので、もう少しだけ様子見です。
本当に次から次から試練が襲い、店員Hも心が折れそうになりながら、日々を過ごしております。
この季節はふつうでも調子悪くなることが多いので、いつも以上に気をつけて過ごさなくては、と気を引き締め直しております。
ポメ店長の次はゆうくんで・・・
店員H、本当に疲れきった1週間でした。
まだ気は許せませんが、だんだん元通りのゆうくんに戻ってきてくれているので、先生にご相談しながら、今後の治療の際気をつけていかねばと思っています。
ひどい症状で、一時はどうなるかと思いました。
ここのところ、緊張の連続です。
あ~、ホッとした。
どっと疲れが出てきました。
ふう~。
結局今日も朝~。
もう6時半です。
ちょっとだけ寝ます。
おやすみなさい。