番頭デュークの業務日誌

寄り添う
2013年07月05日
いつもはあまり仲がよろしくないおふたりさんなのに。
最近ふと気づくと、こうして兄ちゃんに何気に寄り添っているゆうくんです。
やっぱり兄ちゃんの元気のないのが心配なのかな?
今までは、ポメ店長が前に立ったり、目の前を通ったりしただけで、ううう~~~っと唸ってワンワンワン!て脅かして、ポメ店長の方が慌てて逃げたりしてたんですけどね。
まずこんな風に仲良く寄り添って座っていることも見たことなかったんですが、ここのところ、体調が悪化したポメ店長が、痛くて怖いのか店員Hの傍から離れずリビングで寝ていることが多くなって、そしたら、いつの間にかおふたりさんの距離も縮まった様子。
ポメ店長もゆうくんがこんなに近くにいても逃げ出したりしなくなりました。
前は嫌でスタスタ逃げてっちゃってたんですけどね。
この2週間、まさにポメ店長が食べてくれた、くれなかったと、一喜一憂する毎日。
投薬を中止して10日目くらいから、急激にさらに元気がなくなり、毎日だるそうに寝ていることが急増。
おまけに右後ろ足を完全にあげてしまい3本足でぴょこぴょこし始め、急に歩けなくなり、散歩も全く歩けなくなりました。
食べられない状況は、薬をやめてもあまり変わらず、多少は影響があるにせよ、どうやら薬のせいで胃腸が荒れて食べられなくなっているわけでもなさそうです。
あまりにも急激にQOLが下がってしまったので、慌てて病院に電話。
病院が遠くになってしまったので、このしんどい状況の中、いちいち連れ出すのもストレスになってしまうので、どうしても行く必要のある場合のみ行くと決め、電話で様子をお話してご指示を仰ぐことにしました。
病院のスタッフさん方も事情をご存じなので、快く応じてくださり、本当にありがたいです。
「クッシング」の薬デソパン(トリロスタン)をもう2年半も飲んでいることもあり、甲状腺の機能を殺してしまっていることは明白です。
当初、飲み始める前に、そういう説明を受けました。
なので、投薬治療をするということ、イコール、当然ながら「甲状腺機能低下症」を患うことになります。
この症状に、「元気がなくなりだるそうに一日中寝ている」「食欲不振」などが起こるとあります。
今回、まず「クッシング」以外の薬を全部一旦中止する、まずそこから、ということで、
先生の治療が始まりました。
なので、「甲状腺機能低下症」で起きる本来出るはずのホルモンが止まってしまうことで起こってくる諸症状に関して、当然ながら、また症状が悪化するのは目に見えてました。
10日薬をやめたところで、一気に状態が悪化してきてしまったので、先生に電話してご指示を仰いだところ、このホルモン剤「レベンタ」だけ投薬再開することになりました。
そうしたところ、この「レベンタ」を飲んで点滴した日の夕方から夜にかけては、目に力が出て多少元気な表情になり、右後ろ足もついて歩けるようになり、食事も少しずつですが調子の悪いときの倍くらいは、あれこれ食べられるようになりました。
やはりこれを飲まないと、もうある程度の状態が保てない状況になってしまっているようです。
朝昼はもう立ち上がることもままならず、わんこトイレまで間に合わなくて途中で漏らしてしまうようになり、本犬もショックな顔をするようになってしまいました。
それが「レベンタ」と点滴で、シャキッとするんですから、不思議です。
まあ、散歩で歩けるレベルまでは戻りませんが、部屋の中を歩いて移動することは可能になります。
本犬が少しでも楽になるのなら、もし副作用があるのだとしても、やはり投薬するしかないなと思います。
「レベンタ」を飲み始めて5日めの今日は、昨日より明らかに食べられる量が増えています。
なんだかホッとしました。
ただ、なぜかドッグフードというドッグフードを嫌うようになっちゃいましたが。
これまでは魚好きで、これは絶対好きだろ、というドッグフードすら口をつけません。
病院で食べたa/d缶(流動食)も今はほとんど食べてくれません。
ネットでポメ店長が好きそうで、成分的にもよさそうなドッグフードをウェット・ドライ取り混ぜて買い漁り、あげては却下、あげては却下で、目下あんこ~る家の冷蔵庫は、人間の食べ物よりもドッグフードとポメ店長の食材であふれんばかりです。
急に蒸し暑くなってちょっと食べ方にムラが出てしまっているゆうくんも、ポメ店長のおかげで(?)いろんなごはんが出てくるので、結構嬉しそうです。
ポメ店長が食べ残したものもしっかりゆうくんのお腹に収まるようになってきちゃいました。
もちろん全体量をあまり増やさないようにしているので、全体的には食べてる量は同じです。
ただゆうくんの食べる量はそれほど多くないので、冷蔵庫ははちきれそうです。(^^;)
なのに、ポメ店長が食べられるものは本当に少なくて・・・・正直悩みの種になりつつあります。
今日食べられたものも翌日にはいらないということも多く、今日食べられたからと言って、また明日も食べられるとは限りません。
それでも、コンスタントに食べられているのは、「鶏の砂肝を圧力鍋で柔らかく煮たもの」「ふかしパン」。
a/d缶も砂肝を乗せると一緒に食べてくれることもありますが、トッピングの砂肝だけさらってあとはいらないって時が多くて困ります。
あとは食べたり食べなかったり・・・・
一昨日は、大好物のお寿司のおすそ分けをパクパク。
2度吐きましたが、なんとか胃にねじ込んだポメ店長、大満足のご様子でした。(^^)
食べられない日は、本来食べるべき量の1/10にも満たない日もあります。
食べられる日でも、半分にも満たない日がほとんどです。
日に日に痩せ衰えていくポメ店長をどうすることもできません。
足周りの肉も筋肉も相当落ちてしまっていて、これでは支えられないなあと哀しくなります。
寝ているポメ店長の腰や足をさすってあげることしかできません。
それでも、体をさすってあげると、心地よいのかスヤスヤと眠ってくれるので、1時間おきの給餌タイムの間、ずっと夜中にポメ店長の体をさすっていることも増えました。
昼間はこんなふう(画像のよう)に、ただ痛みに耐えてジーッと伏せていることが多く、横になるのも辛そうです。
抱っこも長くは辛そうで降りたいというので、短時間にしています。
夜中はできる限り、傍に居て体をさすって寝かせています。
安心するみたいです。
その時の手に伝わる温もりと穏やかな寝顔が愛おしくて離れられません。
店員Hが仕事や家事でその場にいなかったりすると、こうして痛みに耐えているポメ店長に、そっと代わりに寄り添うゆうくん。
ゆうくん、ありがとね。
きっと、兄ちゃんも心強いと思うよ。
これまではポメ店長を抱っこしていると、すごい顔して睨んでジェラシーもろにぶつけて頭で「ボクを抱っこしてよ」と店員Hの足にズンズン頭でつついてきていたゆうくんなのに、最近あまりやらなくなりました。
調子の悪いポメ店長のこと、わかるのかな?
毎日悲喜こもごもではありますが、ポメ店長らしさが戻る瞬間もまだあります。
調子がいいと、うれしいことがあると、つい足が痛いのを忘れて、クルクル回ってしまうことも、まだできるときもあります。
何度も何度も困難を乗り越えてきた子です。
まだまだ諦めません。
ゆうくんと一緒に寄り添って、こうして一緒に過ごしていこうと思っています。
少しでも痛みが楽になりますように。
少しでもたくさん食べられますように。
P.S. ワン友の皆様、いつも店員Hへの励ましをありがとうございます!
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