番頭デュークの業務日誌
結晶が消えたよ~♪
2014年02月07日
節分の日、前回の通院からちょうど丸1ヶ月だったので、予定通り、行ってまいりましたよ。
戸塚まで。
病院です!
画像は、診察が終わって、この日は暑いくらいの気温だったので、緊張と両方で舌全開になってしまったゆうくんです。
「早く帰ろう~~~!」って目が言ってます。
お正月に血尿が出てしまい、慌てて病院へ直行して診ていただいたところ、膀胱炎を起こしていて、ストラバイトの結晶が尿に出ている状態の「尿石症」になってしまっていたゆうくん。
それから、「PHコントロール」の療法食と、この療法食だけでは全く食べてくれなかったので、ポメ兄ちゃんが去年の春くらいまで食べていた「アニモンダのニーレン(腎臓のために考慮されたごはん)」を、半分ずつ。
そして、大好きなお魚ごはん(「フィッシュ4 トラウトムース」を、ちょこっとだけニオイ付けに使ったご飯を、食べ続けていただきました。
ホントは、このお魚ごはんは、先生やめた方がいいって言われたんだけど、そうすると全然食べなくなっちゃうから…仕方ない。
昨年末は、ちょっと長時間のお出かけも続き、外でチッコできないゆうくん、チッコを我慢する機会が多すぎたことも第一の要因だったと思います。
ごはんはしばらく変えていなかったので、たぶん今回の膀胱炎・尿石症は、この我慢させたことが原因だと思うんですよね。
猛省しました。
で、2月3日の検査結果は・・・
キレイに結晶消えてましたぁ~~~~~!!!
どんどんぱふぱふ~~~♪
PH8あったのが、PH6まで下がってくれました。
ベストなPHです。
ゆうくん、不味い療法食、よく頑張って食べました。(嫌々だけど)
えらい!えらい!
で、治ったから、もう普通のウマウマごはんに戻してもいいかと思ったら・・・。
繰り返す可能性のある病気なので、このままこのごはん食べたほうがいい、・・・って。
あはは~。
ゆうくん、残念!
まあ、サービスで大好きなお魚ごはんヌリヌリを少し増やしてあげるよ。
なんせ、嫌いなものが入っていると、この方、全然食べ方が違います。
好きなものだと、ボウルに頭つっこんだまま爆食い!
しかも早食い!(笑)
歯が1本しかないので、舌でなめなめしてるんですが、食べたいときはスプーンで早く食べさせろ!と催促します。
スプーンでお口に運ぶと、パクパクもぐもぐ激しく忙しく、あっという間に完食されます。
それなのに、
嫌いなものが入っていると、一舐めしては廊下に遊びに行き、また一舐めしてはトイレに行き、水を飲みに行き・・・スプーンであげようとすると・・・逃亡!されます。
まるで遊び食い。
まるで人間の給食がなかなか食べられない子みたいです。
嫌々感をガッツリ表現されます。
一度逃亡されると、待てど暮らせど、戻って来られません。
こんな調子で、軽く1時間くらいかかります。
仕方がないので、お魚ごはんを少し増やすと、ナメナメの速さと真剣さが明らかに変化します。
最近は、朝ごはんはこの表面ヌリヌリのお魚ごはんを舐めるだけで終わってしまいます。
今日も急ぎの仕事があって早く仕事したいのに、のらりくらりと嫌々度200%状態でウロウロ、そして、逃亡!
いやはや・・・
ポメ店長も最初、このPHコントロールから療法食生活が始まりましたが、ニオイ嗅ぐだけで見向きもしなかったなあ・・・。(^^;)
と、懐かしく思い出しました。
不味いもんね~。わかるんだけどさあ~・・・。
それにしても、こののらりくらりなお食事が、これからもずっと続くのかしらん?
最初は、先生、療法食食べるの10日でいいって、おっしゃったんですけどね。
ゆうくんの一番嫌いな鶏肉ベースなので、よけいに・・・大変です。
まあ、しばらくは我慢して、様子を見て、また考えるとしましょうか。
当分はのらりくらりごはんに付き合うことになりそうです。
まあ、結局夜ごはんは、お腹がすいて、最終的には完食することになるんですけどね。
とりあえず治ったからまあよしとしましょ!
はぁ~よかった。
ホッとしました。
でも、不味い不味いと嫌がった割には、体重が2.6kgから2.75kgに増加してましたよ。
歩いてお腹がすくと、結構な量食べてたからなあ・・・。
まあ、運動もしているので、悪くはないか。
でも、あまり太らないように、気をつけましょう。
この日は、ついでに、最近よく起こる、ゆうくんのてんかん発作の状態を撮影した動画を、先生に診ていただきました。
やはり典型的なてんかんの発作だそうです。
ただ、発作の最中は、「触れたり抱いたりしないで、発作の起こっている時間を計れ!」とこれまでの先生からは教えられていたので、そうしていたのですが、布川先生は、「すぐに縦抱きにしてあげて!」と言われました。
そうすることで、呼吸が楽になり、早く発作が静まるんだそうです。
早速やってみました。
ホントだ。
いつもは舌が紫になってしまう時間が長く、目を剥いて呼吸が止まってしまうんではないか?と心配になるほど苦しそうにするんですが、すぐに縦に抱いてあげたら、舌が紫になることもなく、すぐに発作も治まります。
明らかに発作の時間が短くなりました。
う~ん、今まで何やってたんだろう?
同じてんかんでも、発作の出方がみんな違うそうで、みんなに当てはまることではないのかもしれません。
ただ、もし、ゆうくんと同じように、舌が紫になってしまうような呼吸困難を伴う発作が起こっているようなら、縦抱き試してみてもいいかもしれないですよ。
現在、ゆうくんにとっては最高限度の薬の量を飲んでいるので、これ以上は薬は増やしたくない。。
なので、小さな発作が頻発していても、発作を少しでも早く抑えてあげて、脳のダメージを最低限に抑えていくことが大切なんだそうです。
頑張ろうね。ゆうくん!
膀胱炎を防ぐために、チッコを外でする訓練をしようと思っていたのですが、先生にご相談したら、「訓練はしない方がいい」そうです。
健常な子と違い、この子にとっては、そういう訓練がかえってマイナスに働いてしまうかもしれない、と。
彼にとっては、お外は遊んだり歩いたりしたい場所であって、チッコする場所という認識がない。
それを無理矢理訓練して強制しようとすると、脳が混乱して興奮して発作が起きる可能性が高いのだそうです。
確かに、以前は、「外で歩く」ということ自体が、彼にとっては興奮につながり、しょっちゅう地面に置いただけで発作が起きていました。
彼自身が、歩きたいと思って歩き出したわけで、それはもしかしたら、カートで散歩している間に、ポメ兄ちゃんや他のお友達が楽しそうに歩いているのを見て、だんだん外でも歩いていいんだっていう認識に変わったからかなあと・・・。
そういう自発的なひらめきがない限り、無理矢理教えるのはよくないと・・・。
なるほど。
ものすごく腑に落ちました。
お出かけの時も我慢できずに漏らしてしまったことが、1度だけありましたが、それはそれでいいんだと先生はおっしゃいました。
なるほど。
これからも、長時間のお出かけは、なるべく避けて、近くでできる限りゆうくんが外で遊べる時間を大切にしてあげたいと思います。
同じ理由で、お留守番もできる限りさせない工夫をしていきたいと思っています。
先日も、メガネがなぜか予備のものまで1ヶ月の間に全部壊れてしまい、眼鏡を買いに行くのに、どうしてもそのお店がペット同伴禁止というので、仕方なく4時間ほど留守番させたら、やっぱりその間に発作が起きたらしくあちこちにチッコ漏らしの痕が・・・・。
帰宅してからも、呼び続けたらしく声が完全に枯れているし、その後も何度も小さな発作が出てしまいました。
ポメ兄ちゃんがいなくなってから、一人の留守番こんなに長くなったの初めてだったもんね。
やっぱりこりゃ置いていけません。
なので、今も、買い物も郵便局への発送も、常にゆうくんと一緒に出掛けています。(^^;)
食品を買う時間はとことん短くして、メモして必要なものを走って買う!
スーパーの中を激走するオバサンが約一名!走ってるオバサン見たら、たぶんそれは店員Hです。(^^;)
その間くらいは車で寝ておとなしく待ってくれています。
とりあえず車で一緒に出掛けられれば、怖くないようです。
30分以上はダメなようですが・・・。
焦って探していました。
どこでも、おとなしくて吠えないので、まるでぬいぐるみ状態。(笑)
郵便局の窓口のお姉さんたちにも、「かわいい~!」と絶賛されました。
いい気分のゆうくんです。
特に、若いお姉さんに褒められると、「どや顔」になるゆうくんです。
ポメ兄ちゃんも同じだったな。(^^;)
若いお姉さん、これからも褒め殺してやってください。
よろしくお願いします。ぺこり。