番頭デュークの業務日誌
「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
2011年03月12日
昨日の大地震、甚大な被害をもたらしました。
報道で実情を目にする度に、胸がつぶれそうな想いです。
あまりにもひどい惨状に、言葉もありません。
被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
おかげさまで、あんこ~る家は皆無事です。
ご心配をおかけしました。
それにしても、あんこ~る家も相当揺れました。
店員H、生まれて初めての揺れを体験しました。
本当に恐かった。
心細くて・・・。
なんせ、本だらけの部屋だし・・・。
それだけで、十分デンジャラス!!
恐ろしさ倍増ですよ。
震度7という驚異的な揺れを記録した東北地方の皆さまは、どんなに恐ろしかったか、
津波の恐怖はいかほどだったか、想像すればするほど、恐ろしさに鳥肌がたちます。
あまりに被害が甚大すぎて、大勢の方がレスキューに向かっているのに、収集がつかない感じで、天をうらめしく感じました。
天災ゆえになんとも怒りのぶつけ場所もなく・・・・。
ただ、原発の件は、どうにもこうにもやっぱり人災だとしか思えません。
電力を補うためには仕方ないとはいえ、安全性については「想像を絶する大地震」まで想定すべきではなかったか、と・・・。
今はただ作業を見守るしかありません。
世界中が日本を見つめています。
ここがふんばりどころ!
経済が落ち込んでいる日本に、よりにもよってこのタイミングで、この大地震という天災。
「泣きっ面に蜂」で本当に泣きたくなりますが、今こそふんばらなきゃ!です。
まだまだ落ち着くまで時間がかかりそうですが、どうか気持ちを強く持って、支え合って頑張りましょう!
ひとりじゃないよっ!!
あんこ~る家は神奈川県にあるのですが、マンションの4階、バブル真っただ中に建設された古いマンションなので、とても耐震がしっかりしてるとは思えず・・・。
実際に、今回ものすごい揺れでした。
地震後は、トイレのドアが軋むようになっちゃいました。
建物全体がやや傾きましたかね?・・・こわこわ~。
ちょうどパソコンに向かい仕事をしている最中にドン!とつきあげられる感じがあって、玄関の突っ張り型のワンコの飛び出し防止柵がダーンとスゴイ音を立てて外れて倒れました。
ビックリして、とにかくポメ店長とゆうくんを抱き上げないと!と、揺れる中必死でポメ店長を抱き、恐くてマイハウスに籠城してたのに店員Hが近づいてヨロヨロッと出てきて座りこんじゃったゆうくんを引っ張り抱き上げる。
その直後、棚からあらゆるものが落ち始め、今ゆうくんがいた場所に、植木鉢が落ちてきました。
間一髪!
あの瞬間、ちょっとでもためらっていたら、植木鉢がまともにゆうくんの上に落ちてました。
ヤバイ!
こりゃいつもと違うよ。
心臓がバクバク。
足が震えました。
なおゆ~らゆ~ら揺れる部屋。
何度もあちこちからいろんなものが落ちてくる。
逃げ道を確保しなければ!
とにかく玄関を開けて、カートを準備しよう。
2匹を抱いたまま廊下を見て愕然。
モノが散乱し、飛び出し防止柵が倒れて廊下を塞いでしまっている。
ひ、ひえ~!神様仏様~、ここで「一巻の終わり」なんでしょうか~!?
気を持ち直して、とにかくあらゆるものを踏んづけてズンズン玄関に進む。
ポメンズ助けるためには、たとえ火の中水の中。
「火事場の馬鹿力!」ですよっ!
玄関まで行ったところで、カートを準備しようとした瞬間、ゆうくんが腕からずり落ちて、顔からシューズラックの上に落下。
それ以上落ちないように必死で壁に押しつけてゆうくんを支えましたがな。
あまりにビックリしすぎて、ゆうくんもきょとんとビックリまなこで茫然自失。
痛そうだったけど、とりあえず問題なさげ。
ああ、よかった。
2匹を抱いたまま、カートを組み立てるなんて、ちょっとその作業は無理ってもの。
2匹をその場に降ろし、必死でカートを準備してポメンズを乗せる。
まだ揺れてる。
な、なんて、長いのっ!?
すでに外に避難した人から悲鳴が聞こえてくるし。
大騒ぎになってる。
エレベーターは使えない。
部屋のすぐ前の階段も、あまりに造りが弱そうで、おまけに幅が狭いので、カートを抱きかかえて下りるのはかなり無理がある。
ずずっと回り込んでコンクリートの階段を下りるしかないけれど、廊下を回り込むのがかなり危険。
出るべきか、部屋で待機すべきか、悩みに悩んで、中途半端に玄関を開けて、そのまま廊下に立ちつくして終わった。←アホ
結局、なんにもできなかった。
カートにポメンズとりあえず乗せて、玄関を開けた、だけ。
モノがたくさんあることを、こんなにもうらめしく思ったことはありませんでした。
なぁ~んにも対策していなかったせいで、まったく対処できず。
このあたりの直下型だったら、確実に死んでたな、とおおいに反省しました。
揺れが止まった後も、カラダが震えまくりで、鳥肌が立ったまま、しばらく心臓バクバクでした。
放心状態で立ちつくす。←アホ
少し落ち着いて、ポメンズを抱いて、リビングに戻って、その惨状を改めて見て、涙が出てきました。
ごわかったじょ~~~~~~!!!!!
3か所に置いているワンコ用の水入れから水がこぼれて床はびしょ濡れ。
おまけに落ちてぶちまかった植木鉢の土が水と混ざってドロドロ。
棚の上から落ちまくった本やら、あらゆるものが散乱していて、両手に抱いているポメンズを置く場所もなく、またもや頭が真っ白に。
これ、どうすりゃいいのさ?
とりあえず、またカートに2匹を戻し、しばらく待ってもらうことに。
サークル内も水びたしになっていたので、とりあえずサークルの床をふいて、そこに2匹を移動。
市内広域にわたって停電していると放送しているのにも関わらず、このマンションは、ライフラインはなぜか全て止まっていませんでした。
それだけでもありがたいこと。
緊張が少し解けるのを感じました。
そのおかげで、やっと気持ちが落ち着いてきて、とにかくこの土と水のドロドロ床を掃除しよう。
すごい勢いで掃除を始める。
その間にも、結構な余震の揺れが何度も襲い、その度に、ポメンズを抱いて玄関に走る、を繰り返す。
本当に何やってるのか、どうすりゃいいのか、まったくわからないまま、かなり無駄な動きを繰り返した感触です。
頭の中で前もってシュミレーションしていたって、人間、やっぱり突然の天災に遭うと、そうそう計画通りにはいかないもんです。
余震で玄関に逃げたときにポメンズを抱いている手に、ぞうきんも握りしめてたのには、自分で焦りました。←さらにアホアホ!
何持ってきてんのさ?
全然ダメダメでした。
でも、どんなことしてもポメンズを救うためなら命をかけますよっ。
震度5強のあんこ~る家ですらこんなに揺れたのですから、東北で震度7って、どんなよ!?
想像するだに恐ろしいことです。
ましてやあの津波の驚異は!
今日、その爪痕をテレビの報道で見て、呆然としました。
まるで「日本沈没」を見てるかのような映像が・・・。
あちこちから、「壊滅状態」という言葉が響く。
これって現実なの?
見れば見るほど、その惨状に心が痛み、慟哭しました。
何もできない無力さに打ちひしがれる。
この寒い中、避難所でライフラインもないまま不安な夜をお過ごしの皆さま、どうか気持ちを強く持って、前だけ見ていてくださいね。
未来に希望を持って・・・。
こんな大惨事に追い打ちをかけるような原発の状況。
どうか最悪の事態になりませんように。
祈るばかりです。
どうかご無事で・・・。
先週来、ポメ店長の体調が悪く、動物病院通いで、地震の日も治療に行かざるを得ず、掃除が終わってからとにかく置いていけないので、ゆうくんも連れて病院へ。
いつも混んでいる待合室がガラガラ。
だぁ~れもいませんでした。
まあ、当たり前といえば当たり前か・・・。
無事治療は終わったのですが・・・
道路は大渋滞。
交通が麻痺した大都市のもろさ。
歩道は、徒歩で帰宅する人でいっぱい。
弁当を買いに近くのコンビニに行ってみたけれど、もう時遅く弁当もおにぎりもすぐに食べられるものは何もなし。
空の棚が残るのみ。
仕方なく車でいつもの大型スーパーへ。
いつもなら山積みしてある弁当がすでに残り少なくなってましたが、なんとかゲット。
ガソリンがなかったので、帰りに慌てて給油に寄りましたが、すでに供給がストップしたので、20Lしか売ってもらえず。
普段はこれくらいの用事なら30分で行って帰ってこられる距離なのに、道路が全く動かず、なんと2時間以上かかりました。
歩いてる人の方が早いくらいの大渋滞でした。
もし、このあたりに大被害になる大地震が来たら・・・
いったいどうなるんだろう?と、本当に恐ろしくなりました。
どうか一日も早く復興の兆しがみえますように。
元気を出して!
ニッポン、頑張れっ!
みんなで、心をひとつに、頑張れっ!!
できることから一歩一歩!
支援の輪も拡げましょう!!
P.S.長くなるので、ポメ店長の体調についてはまた後日。