番頭デュークの業務日誌
早咲き桜とポメ
2013年03月18日
土曜日のお散歩、どっかに春の便りはないかしらん?
と探しながら歩いていたところ、
1本だけ河津桜だと思われますが、早咲きの桜を見つけました。
皆さん、いいお天気だったので、この桜の下で立ち止まっては上を見上げて堪能されてました。
ポメ店長とゆうくんも桜の下で記念撮影です。
今年初の春らしい画像ですね。
以前は、この川沿いの遊歩道脇には、たくさんの緑や樹木があって、森のようになっているところもたくさんあり、故郷と同じような空気感があって大好きだったんですが、最近どんどん再開発とやらで森の木々が伐採され、そこに家やマンションが立ち並んでしまいました。
かくいう我が家のマンションの隣も小さな森があり、どんぐりの実なんかが秋になると階段に落ちていたりしてホッコリした気持ちになったものなんですが、突然木が全て伐採され、あっという間に整地され数件の建売住宅が建設中です。
どんどん自然がなくなっていってしまうのが、田舎人にはちょっと悲しくも切なくもあります。
そんなわけで、今年は春の便りを探しながらのお散歩になっているわけです。
急激に暖かくなったせいか、一気に満開になった様子。
ちょうどいい時に出合えたようでした。
しか~し、八百屋のおじさんの干しイモさんには激しく反応するポメンズなのに、「花はどうでもよか」と言わんばかりのテンションの低さでございます。
やはり彼らには、「花より団子」の春なのでした。
この日16日は、東京の靖国神社境内の標本木で桜の開花が観測され、開花宣言となりました。
今年は昨年より15日も早かったそうです。
昭和2年の観測開始以来、2002年と並んで最も早い開花だったんだそうな。
これだけ寒さ厳しい冬も久しぶりだった気がしますが、桜の開花はこんなに早いなんて。
激しすぎます。
暖かくなると花粉もドバっと一気に飛びまくるんで、店員Hは泣きそうになりながら命がけの散歩になっておりますが。
やっぱり桜はいいですねぇ。
春めいて気分も明るくなるこの季節の桜は最高です。
花粉さえなければ大好きな季節なんですが。
もう少しだったのに、桜を見ずに虹の橋にお引越ししてしまったゴンちゃんやむきゅおさんにも、もちろん番頭デュークにも、今年の桜を見せてあげたかったなあ。
みんなの分まで、ポメ店長とゆうくんと一緒に桜を楽しもうね。
そんな明るい気分になっていたのに・・・。
その日の夜から、ポメ店長の様子がおかしくなりました。
首を左に傾けて、左前足をあげて跛行(はこう)するようになり、昨日日曜日はどんどん状態が悪化。
ちっこも足をあげられなくなり、夕方には歩けなくてバタンと倒れてしまうまでに。
足を触ると声はあげないものの、ビクンと多少反応するんで、痛いんだということはわかりました。
前日の散歩の後も少しだけあれ?と足を気にしているのを感じた瞬間があったので、一昨日から始まっていたんだと思います。
久しぶりの長距離散歩で足を痛めたのかしらん?と、少し様子を見ていたのですが、バタンと倒れるに至り、まさか去年の2月になったのもありまた前庭障害か?と、慌ててかかりつけの獣医さんのところに駆けつけました。
担当の院長先生はお休みだったので、他の先生に診ていただいたのですが、足の甲をわざと折って戻そうとするか(ナックリングがあるかどうか)をテストしていただいた上で、今回は前庭障害などの神経系の原因ではなさそうだとの診断をいただきました。
右足と左足の筋肉のバランスが悪く、左足が極端に細くなってしまっているとのこと。
改めてそう聞いて触ってみると、本当に左前足だけ足がとても細くなってしまっていました。
おそらく突然なったものではなく、老化で長い時間かけて左前足の筋肉が落ち、それをかばうように右前足で頑張って歩いていただけで、突然なったわけではないと思われる。
レントゲンをとってもおそらく同じ結論に至るだけで、手術などの即効的な治療があるわけではないので、痛み止め薬で痛みを和らげ、サプリメントで多少補い、後は関節を調整してくれる注射もあるが、いずれにせよ対症療法しかないと。
さすがに16才。
元気なようでも、ポメ店長の体の老化は当然進んでしまっているんだなあと思い知らされました。
ポメ店長に負担をかけたくないので、先生の進言通りレントゲンは避け、とりあえず対症療法でいくことにして、現在飲んでいる炎症止めが痛み止めでもあるとのことで、3日に1度の回数を1日1度に3日間だけ連続して飲んでみることになりました。
それでも治らないようなら、再度院長先生の診察を受け、1週間に一度の関節のための注射を打つ対症療法をとることになりそうです。
関節のためのサプリメントもいただいてきました。
ポメ店長、膀胱癌を始め、たくさんの病気を抱えているので、痛み止めも今飲んでいる薬以上に強い薬は今後何があっても飲めないんだそうで、正直それもドキッとしました。
何かまたさらに重い病気が見つかったとしても、もう手術も強い痛み止めもステロイドも使えないんだそうで・・・。
もはや治療法がない可能性もある・・・ということ・・・。
ゆうくんもてんかんのせいで手術ができないんですが、ポメ店長はその上をいく難しさです
うすうすわかってはいたものの、かなりショックでした。
痛くてチッコにくるのも間に合わず、シーツの手前でジャーっと出てしまったりして、本犬も多少ショックな様子。
なんとか治ってまた歩けるようになってほしい。
ただただ、それが今の願いです。
食事や水飲み、チッコの介助が必要になり、片時も離れられなくなりました。
できれば最期まで歩ける楽しい生活を送ってほしい。
治ってほしい。
神様どうかもう一度願いを聞いてやってください。
痛みで横になるのも大変な様子で、かわいそうでたまりません。
つい先日までは部屋の中をダッシュで走っていたのに。
突然のことに、店員H、またもや頭が真っ白状態です。
「お願いだから、まだ連れていかないでね」
と、虹の橋の番頭デュークにもお願いしました。
絶対治るよね。
痛みに耐える姿がつらいです。
さすがにポメ店長も、この状況が怖いのか、いつもはしない甘え方をして寄り添ってきます。
思う存分甘えんシャイ。
隣でゆうくんがジェラシーあらわにして抗議してますが、ちょっとだけ兄ちゃんに甘えん坊させてあげてね、ゆうくん。
明け方になってやっと寝息が聞こえてきました。
少し休めているようです。
早く痛みよ、去れっ!!
今週末にはきっと桜が満開になるよ。
だからさ、ポメ店長、早く治そうね。
お花見行かなきゃなんだから。
どうか皆様、ポメ店長に元気玉送ってやってください!