番頭デュークの業務日誌

潰瘍性大腸炎
2013年05月27日
おはようございます。
店員Hです。
どうやら5月は、またもや日誌がほとんど書けずに終わってしまいそうです。
4月の28日から始まったポメ店長のゲーリー(下痢)が、原因がわからないまま約3週間にわたって続き、深夜から翌昼まで延々とひどいときは分刻みで続くため、店員H、昼も夜もほとんど眠れず。
睡眠不足で店員Hの体調も全く好転せず、の悪循環。
かかりつけの獣医さんに診ていただいたその当日の夜もひどいゲーリー。
薬を飲んでもちょっとよくなったかな?と思うと、またその期待は見事に裏切られ、数日後にはまたひどいゲーリー。
ポメ店長もオケツは真っ赤に腫れちゃうし、痛くて紙でそっと拭くだけで痛くてピクンピクン。
当初は、獣医さんも食べたものが当たった路線で薬を処方していただいていて、原因を探っていたので、よけいに時間がかかってしまいました。
薬を全部飲み終わってもそのまた夜にひどくなり・・・またもや昼まで下痢。
もうこれは放置していい状況ではない、と、その日のうちに、例によって例のごとく、戸塚のスーパードクター・布川先生のところに駆け込みました。
5月20日のことでした。
もう1ヶ月近く下痢が止まらない旨伝えたところ、先生も顔色が変わる。
なんとか持っていけた水のような便を検査していただいたところ、そこにあっていいわけない菌がわんさか出てしまっているとのこと。
で~~~~~~!????
極度の緊張が走りました。
診断の結果は、「潰瘍性大腸炎」!
そうです。
安倍首相も持病に抱え悩まされていらっしゃるというあのビョーキ。
ポメ店長の場合、大腸の粘膜のほとんどが剥がれ落ちてしまい、本来大腸で吸収されるべき水分などが全く吸収できなくなり、ひどいゲーリーになってしまっていたのだそうです。
激しい腹痛を伴うらしく、ポメ店長、ホントにつらかったね。
なんせ安倍首相だって内閣総理大臣の職を辞さなければならなかったほどの苦しみだものね。
どんなにつらかったことか!?
ポメ店長、ごめんね。
もっと早く布川先生のところに連れてきてあげればよかった・・・。
人間界では、難病指定されてもいる病気で、苦しんでいらっしゃる患者さんはかなりいらっしゃるらしい。
これはホントにつらそうです。
「アベノミクス」ならぬ「ポメノミクス」になっちゃったかぁ~!?
と訳のわからないダジャレ言ってる場合じゃああ~りませんよっ!!
免疫疾患を持っている場合に起こりやすいそうで、まさに、ポメ店長の持病によるものと合点がいきました。
ストレスも大きな要因なのだとか。
里親探しの件で連日ドタバタし、散歩に行けない日々もあったり、いつもと違う雰囲気になってしまい、もしかしたら、ポメ店長にストレスがかかってしまっていたかもしれません。
ものすごく反省しました。
重い病気をいくつも重ねて持っているポメ店長とゆうくんのことを、もっともっと考慮して動くべきでした。
で、腸壁を修復する薬と原虫感染により起こる病気の治療薬との2種類を処方され、それを飲んだ途端に、ここ1ヶ月あれほど悩まされてきたポメ店長のゲーリーがピタッと止まりましたぁ~~~!!!
だんだん日を追うごとに、いいう○ちに戻りつつあります。
ゲーリーで連日眠れない日々から、ポメ店長も店員Hも解放され、やっと日常が戻ってきました。
食欲は落ちなかったこともあり、小腸で栄養は吸収できていたことで、体重もそれほど落ちていない状況ではあったので、睡眠もとれるようになり、体力の回復も早かったようです。
毎日散歩要求されます。
ただ、まだ本調子ではないのか、途中でギブアップされて、カートに乗っかってのお散歩になってますが。
やる気は満々だけど、まだそこまでの本回復ではないということなんでしょうね。
それでも、あのつらそうなゲーリーとお腹の痛さからは解放されて、ご飯もおいしそうに食べてくれています。
療法食は断固拒否されますが・・・。(^^;)
本当によかった・・・・
もう丸1ヶ月になってしまう・・・
店員Hも本当に焦りでいっぱいでした。
このまま放置していたら、殺してしまっていたかもしれません。
大反省です。
今回もスーパードクターに救われました。
ホントにビックリするくらい1回の受診で完治させてしまわれるスーパードクター!布川先生。
しかも、先生の言葉には、動物に対する愛情を感じます。
ポメ店長も他の先生には怖くて噛みつくんですが、布川先生には唸りもせず、普通に抱っこされて診察室に入っていきます。
どうにも不思議なんですが、やっぱり動物の本能で、この人は怖い人じゃないってわかるんですね。
ポメ店長を飼い主のように普通に抱っこできる人は、他にいません。
正直いつもそこにビックリして見てしまいます。
今回も、普通に抱っこされてました。
なんでやねん!?
前回の左前足の脱臼を一発で治してくださった時同様、神がかりのような早業で治していただくことができました。
今後、シニアでもあり、ちょっとしたことでも命に関わることも出てくることでしょう。
もう何かあったら、迷わずスーパードクターのところに駆け込もうと、心に誓った店員Hでございます。
元気なようで、やはり16才の体は、いろんなところが悲鳴をあげます。
ポメ店長は、神経質なところもあるので、飼い主の様子がいつもと違うだけで、相当なストレスを感じてしまったんだと思います。
本当に心からごめんよ~!と謝りました。
ここ1週間は、ポメ店長を抱きまくり、ヨシヨシし、ポメ店長に嫌がられるくらいのしつこいスキンシップをしまくっております。
チューしようとすると、「気持ち悪いっ!」と、前足を店員Hの顔に踏ん張って、イヤイヤされますが・・・。
よいではないか、とめげずに繰り返しちょります。(^^;)
これがストレスになったりして・・・?????
とても穏やかな表情で眠るようになりました。
その寝顔を見て、本当に今ホッとしています。
ただね、いただいた薬がどうも気に入らないみたいで、これまでビスケットつぶして薬を混ぜてあげると、素直にガツガツ食べてくれて、薬を飲ませるのに苦労しなくなっていたのに、この薬のせいでそれが薬の時間だったということに気づかれてしまい、口に入れては全部ブッと床に吐き出し、薬をよけてビスケットだけ食べるようになっちゃいました。
もうこの手は使えません。
はぁ~~~~!
溜息です。
いろいろ苦しんでやっとこの手で成功し、長いこと飲ませてこられたのに。
完全に手の内バレバレ~~~!!!
もうご飯まで怪しむようになってしまわれ、もう薬飲ませるのがまたもや闘いになってしまっております。
完全にポメ店長に読まれている・・・。
やばい!やばいぞ~~~!!!
ホントに学習能力が高く、もう騙されんぞい!の勢いで、闘いを挑んでくるんで、店員H、マジお手上げっす!降参!
仕方がないので、目下最後は無理矢理口こじ開けて放り込み大会です。
で、たいてい噛まれます。
どうしても時間で飲まなければいけない薬もあるので、背に腹は代えられませんが、痛い、です。
手が生傷だらけの店員Hでございます。
一難去ってまた一難。
どなたか薬を与えるいいごまかし法をご存じでしたら、ぜひとも教えてください。
因みに、チーズでくるむのも、バレマシタ。
明日は、何にくるんでみようか???
悩みはますます深まるのでございました。
実は、これに関しては、ほぼ同時に、ゆうくんも・・・・
とうとうバレチャイマシタ。
やば~~~~い!!!
店員Hがくれるもんは全部お薬だと思ってしまったらしく、ご飯もおやつも疑われてます。
距離を置いて座るようになり、店員H、心が折れそうです。
3年かけて築いた信頼が・・・・
ああ、崩れていく・・・・
店員H、どん底気分です。
はぁ~~~~・・・・・
悩みは尽き難し。
そのお話は、また今度!
でも、ふたりは画像のように、おかげさまで元気です!
ご心配いただき、ありがとうございました!